ピアノを10年以上ぶりに始めた話2
前回の話はこちら。⇩
ついにピアノを弾く時が来た
無事ピアノのセッティングが完了した。
そこから弾こうとするものの、ああ時の流れは怖いね、さすがに手元がおぼつかず、思ったようには弾けない。
ネコ踏んじゃったの曲もあれれ?
動画でピアノのプロみたいな人の動画を見てたところからの落差ったらない。
10年以上ぶりで普通に何事もなかったかのように弾けたらそれはそれで怖いよな。
学生時代を振り返ると
学生の当時はピアノに付属していたクラシックの楽譜や、学校の合唱曲の楽譜などを見て、
弾きたい曲を弾きたいように弾いていた。
よく弾いていた曲は、楽譜を見ずに弾ける。
最初から通すと弾けるけど、キリの良いところでない途中から弾くとなると弾けないみたいな現象もあった。
覚え方が楽譜ごと頭で覚えているというよりは、手元の感じで身体が覚えているという感覚。
学校で伴奏を弾く友達を見てかっこいいなと思っていたけど、決して自分がやりたいわけではなかった。(というかそれほどの実力はない)
けれど学校で歌った曲が自分でそれなりに弾けるというのは嬉しかった。
ピアノ教室に通っていた小学生の時から、
割と自己流で弾きたかった。(先生ごめんなさい)
ちゃんと楽譜通り正しく弾くというより、自分が楽しく、弾けていると感じることができる程度に弾けていればそれでよかったのかもしれない。
先生はすごく良い先生だった。
ピアノの演奏には色々ルールがあると思う。
そしてとても奥が深いと思う。
この指示はこのように弾くとか、ここは大きくとか、ここの指使いはこのように弾くだとか、作者の思いを考えるとかそういったこともあるだろう。
今となっては、誰に聞かせるわけでもないし、仕事でやっているわけでもないので、自己満で自由だが、ただ暗唱して雰囲気弾けたやったー!ではなく、楽譜をちゃんと見て理解し、指示や作者の意図を汲み取り、忠実な再現に近づけるようにこだわって練習をしていくのも良いのではと思っている。
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