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定年後の過ごし方

#9
あなたは、定年後にどのような毎日を過ごしますか?

私は50代に入った頃から定年後は毎日どうやって過ごそうかと考えていました。
テレビを見る、本を読む、昼ごはんの時ビールを飲む。昼からは、、、なにをしよう、、、。何日か経つと、朝からビールを飲んでるかも、、、、。

特に趣味もなく、仕事中心に生きてきたサラリーマン人生。退職したら、いったいどんな生活になるんだろうと不安になりました。
50代になったから、今まで考えてこなかった定年後の生活が急にリアルとなったのだ。

そんな時に近所の空手道場のチラシを見て、気がついたら電話してました。

空手は、実は子どもの頃に習いたかったのを思い出したからだ。子どもの頃、「空手バカ一代」という漫画が大好きだった。よく学校帰りに、道端に落ちている木をチョップで折っていた。しかし、近くに道場もなく、結局習う事はできなかった。
そんな思いを心のどこかにしまい込んでいたようで、チラシを見た時にその思いがパッと出てきたわけである。

今しかない、と思った。年齢、57歳!この歳で空手なんて無謀なチャレンジかもしれない。しかし、まだ元気だ。やるなら今でしょ!と気がついたら行動に出ていた。

電話を、、、、
「もしもし、子どもが空手をやりたいって言ってまして、、、、親も一緒にできますか?」
と、5歳の子どもを使って電話し、入門する事になった。あれから3年、現在も続いている。緑帯だ。

定年後も続けている。

定年後に一人ぼっちで何をしようかと考えていたわけだが、「空手」というコミュニティができた。
空手大会の運営を手伝ったり、BBQをしたり、仕事以外の仲間ができた。

コミュニティというのは大切だ。
定年後に寂しい思いをしたくないなら、コミュニティに参加するのはオススメだ。

よく定年後の男性は奥さんにくっついて出かけて、奥さんに煙たがれるという話はよく聞く。これは、定年後にコミュニティはなく、話し相手が奥さんしかいないパターンが多い。
女性は、ママ友などコミュニティにいろいろと参加している人が多いようで、歳を重ねても、忙しく楽しい日々を過ごしている方が多いと聞く。

男性諸君、定年前に何らかのコミュニティに入ることをオススメする。

57歳で空手を始めるというのは、無謀のように思えるが、始めてみるとそうでもなかった。
是非、無謀と思えるような事でもチャレンジしてみよう。

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