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冬の日常、雪かきと銭湯と(R7.2.7)


朝の雪景色

朝から玄関を出るとすごい雪の量だった。
少なくとも30センチは積もっている。サラサラした表面の雪。
スノーシューズを履いて外に出ると雪にはまってしまい歩きにくい。
昨日雪をよけたところは、完全に元に戻ってしまっていた。

駐車場をみると自分の車はタイヤがすっぽり雪で隠れていた。
ドアも半分埋まっており、このままでは開けることもできないだろう。

公共道路である市道、県道などは除雪車が通って除雪していたが、人家の周りや駐車場は除雪されず手つかずのままなので、車や玄関は雪まみれのままだ。

降っている雪は大き目で、今後も雪が続く見込みらしい。

市中心部の様子

市役所周辺の市中心部でも車道は徒歩移動が容易だが、歩道はなんとか通れるくらいの雪の量。
すべりはしないが歩くのは大変だ。

写真:飯田町の通り
写真:飯田町の通り
写真:市役所前(飯田わくわく広場前)

雪かき作業の決意

ただ、このままだと車が出せず、土日も買い物に行けない状態である。
車の上には雪が積もったままだ。これ以上積もる前に、車を出せる状態まで雪かきしてやらないと。

そこでお昼休みに同じ境遇の職場の人と協力して、それぞれの家の駐車場の雪かきをすることにした。

とりあえず、各自アルミ製の四角スコップを持って現場に向かう。
現場では車ごと(駐車場の環境ごと)に積雪の様子が異なっていた。
ある人はめちゃくちゃ車の周りに雪があって、簡単には出せない状態にあり、ある人は車の前の雪が少なく、なんなく出せる人もいた。

自分の車は半分雪が積もっている状態であり、車を出すのは容易ではない。
バンパー下の雪をスコップで掘っていくが、雪はさらさらしているようで意外と重量があって重い。
しかも厚さがあり昨日までの雪は固くなっているので掘り出すまでも力が必要だ。スコップで掬って投げると腕が痛くなる。
また前かがみで重量のある雪をかいていると腰がつらくなる。。

コートの中はたちまち暑くなり、汗が出てきた。これは大変だ。

車の脱出作戦

「マフラー部分を優先して雪かきしてエンジン付けたほうがいいですよ」

職場の別グループの方から助言を受けた。助言通りマフラーを露出させて、エンジンをかけた。エアコンもつけて窓の曇りもとる。

一人で作業していると、手の空いた職場の人が加勢しに来た。これはありがたい。

そうこうするうちに、車を出すためのスペースがやっとできた。
運転席に乗って、ゆっくりとアクセルを踏み、進み始める。
雪山にタイヤが載ると止まってしまった。もう、このままアクセル踏んでみるか。
エンジンが唸って止まっていたが、一気にぐんと雪山を越えることができた。
体力仕事だった。疲れた疲れた。

仕事終わりの癒し

昼休みが終わり、職場に戻り、その日は帰って珠洲の銭湯「あみだ湯」に行ってきた。
昼間寒い中疲れた身体を温めることができた。

明日からどれほど雪が降るのだろうか。
今日みたいな雪かきがまたあると思うと少し憂鬱になる。

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