見出し画像

【能登半島最果ての地】道の駅狼煙とcafe 「いかなてて」(R7.1.19)

日曜日だが、朝早起きして珠洲市北部(外浦)にボランティアに行った。
今日は珍しくとても天気が良い。
おかげで気持ちよく、ボランティア作業ができたため、いつもより早く案件を処理できた。せっかく北部に来たのでお店を回ってみることにする。

道の駅狼煙

能登半島さいはてに位置する狼煙には、観光スポットとなる禄剛埼(ろっこうさき)灯台があります。岬からは、「海から昇る朝日と、海に沈む夕日」を同じ場所で眺めることができます。
道の駅狼煙では、復活した幻の大浜大豆と珠洲産天然にがりを使用した凝固剤一切不使用の地豆腐を始め、里山里海の食材や手作り工芸品なども販売しております。

https://www.hot-ishikawa.jp/spot/detail_1943.html

珠洲市及び能登半島最先端に位置する道の駅「狼煙」に一度来てみたかった。珠洲市中心部から車で約20分かかる。
日曜だったこともあり、駐車場に停まっている車にいくつか県外ナンバーもみられた。
天気が良くなり、この時期にしては珍しく暖かいため、少し外に出るくらいであればコートも要らないだろう。

道の駅に入ると併設されたレストランに大勢のお客さんがいて賑わっていた。
ここでは「丹生(にふ)そば」(奥能登・珠洲在来ののそば粉を5割以上使用した風味豊かな生そば)が提供されている。

隣のフロアは珠洲の特産物が販売されている物産店だった。
珠洲市は揚げ浜製法でつくられた天然塩が特産品で、天然塩単体のほかに天然塩を使用した加工食品などが販売されていた。

商品を眺めていると、常連の地元の方(親子)であろうか、同じく地元の店員さんと楽しそうに談笑されている声が聞こえてくる。
会話はよく聞き取れなかったが、被災時よりは環境が少しずつ良くなってきたことが窺える内容だった。

写真:道の駅狼煙
写真:道の駅狼煙内のドリンクコーナー。塩サイダーを1本買ってみた。

道の駅狼煙からそう遠くないところに狼煙漁港があった。
こちらでは海底隆起が発生し、泊地や航路の水深が浅くなったことから、水産庁が浚渫工事していた場所だ。
海は穏やかだった。。

写真:狼煙漁港
写真:狼煙漁港

cafe「いかなてて」

周辺を歩き回っていると、カフェを発見した。
スパイスカレーが提供されているみたい。カレー、特にスパイスカレーに目がない私はすぐに入店を決めた。

お店に入るとレコードショップとギャラリーがあった。
外からは見えなかったが、天井が高くて広々とした店内であり、内装もおしゃれなカフェだった。
窓側の2人掛けのテーブル席に座る。

Cafe いかなてては、能登半島のさいはてにあるスパイスカレーとコーヒーのお店です。
能登は優しや土までも。
「いかなてて」は私達の方言で「どういたしまして」
お米は地元狼煙の田圃で育った石川県のブランド米「ひゃくまん穀」、味付けはミネラルたっぷり「珠州揚げ浜塩」。地元の食材、体に優しい素材にこだわって、心を込めた能登のおもてなし。
日常から少しだけ?離れた、少し不思議で優しいさいはての時間を、ゆっくりとお過ごしくださいませ。

https://ikanatete.com/


写真:店内

店員さんは若いお二人。接客も気のいい感じがして居心地が良い。
メニューをみると様々なカレーが掲載されていた。
今回はチキンカレー大盛を注文してみた。

写真:メニュー
写真:メニュー

美味しそうな香りを漂わせてチキンカレーが到着する。
チキンカレーを食べると鶏モモ肉がほどけるようにホロホロしており、スパイスの風味が口いっぱいに広がる美味しいカレーだった。

味付けは「珠洲の天然塩のみ」という本格スパイスカレーらしいが、スパイスの香りと具材のうま味が相まって味わい豊かである。
お米も地元石川県産のものを100%使用しており、美味しかった。大盛のためお腹いっぱいに食べることができた。
他のメニューも気になるため、定期的に通いたい。

ボランティアの後に、能登半島最先端の道の駅を見て、おしゃれなカフェでスパイスカレーを頂く事ができて満足した日曜日だった。

写真:狼煙地区の海岸。遠方に立山連峰が見えた。

いいなと思ったら応援しよう!