能登町ボランティア参加記録【令和6年10月6日】#2
被災者の廃棄物を積み込んだあと、能登町ボランティアセンターからの指示を受けて、災害廃棄物仮置き場に向かう私たち。
鈴木さん(仮称)と軽トラックを駆って現場に向かう。
「みんな遠くからきているからもどかしいよね」-ボランティア参加者-
軽トラックに災害廃棄物を満載した私たち。ざっと軽トラック7台くらい。
連なって廃棄物仮置き場に向かう。
私は兵庫県からボランティアに訪れた鈴木さん(仮称)と現場に向かった。車内で話を聞くと、東日本大震災や熊本地震でのご経験もあるそう。
今日はボラバス型で能登町に来ているとのこと。
鈴木さん「9時集合じゃん?それから現場までは30分かかったよね。さらに廃棄物仮置き場までは片道40分かかるし…。今回は移動時間ばっかりだね。」
「しかもボラバス型だからボランティアセンター15時30分発の金沢行のバスに合わせるからね。まあ、作業時間はほとんどないよ。」
能登町ボランティアセンターで募集している「ボラバス型」の参加者は「金沢」行きのバスに乗れるよう、時間を調整しなければならない。
バスは往路については金沢駅→能登空港→能登町と、通しの1路線で運営される。片道3時間かかるからあまり遅くまで現場で作業できない。
そのため、現場が遠いと14時くらいには現場をあがる必要があるのだ。時間を見ながら動くため、どうしてもボランティア対象家屋は早く上がっている。
鈴木さん「こちらに来てもう長いけど、やっぱり実働時間は少ないねえ。」「でも、僕も含めてみんな遠くからきているからもどかしいんだよね。」
「まーたいっぱいあるね、君たち」-災害廃棄物仮置き場の職員-
仮置き場に到着すると、ボランティアセンターの同団体組や他団体のものと思われる軽トラックが列をなしていた。なかなか動かない。
受付に着くと、軽トラックの前で監視員に写真を撮られ、場内に入る。
場内は「木くず」や「家電」など廃棄物の種類に応じてブースが作ってあり、ブースに軽トラックをつけると現場の5~6人の作業員の方が一斉に廃棄物を手早く下ろしていく。
人数が2人くらいのブースは降りて手伝った。
「うわーなんもかんも積んでからにー。今日はいっぱいあるなあ。」
「さっきの人と一緒の団体?まーたいっぱいあるね、君たち。」
年配の方から色々話しかけられた。
その後ろで、無言ですごい勢いで廃棄物をブースに投げていく若い作業員の方たち。。
あとは昼休憩をボランティアセンターでとって、再度別のお宅に向かった。
そして廃棄物仮置き場に向かい現場終了。実働時間は午前1時間半、午後1時間くらいか。
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