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「特性×中学受験」—わが家の挑戦

わが娘(長女)には発達特性があります。
共働きなので0歳児クラスから入園したのですが、2歳児くらいのころ…言葉や運動、思考力、生活能力また、自我や好奇心が強くなり、自己主張も強くなる時期に、母である私は「この子もしかしたら」と思うことが多々ありました。

けれど、通っている保育園の先生や、自分の親、ママ友に相談しても
「そんなことないよ!大丈夫だよ!」と言われることも多かったのです。

そんなことないよ!と周りの大人たちに感じさせる娘の素質が

1.基本淡々としている(幼児特有のワチャワチャした感じがない)
2.集中力がすごい(好きなことに限って)
3.得意分野に活動的(音楽・絵画・実験・観察・数字)
4.発想が豊かすぎる(日常生活においてすべて)
5.彼女から発される言葉選びがなんだか同年代と違う


の為

たしかに他害をしたりしないし、知的好奇心にあふれた子感がすごい。ふうに見えます。

凝り性でハマるとすごい集中力を発揮する人で、未就学にして音ゲーにハマって大人顔負けの得点を叩き出したり、絵の模写が得意だったり、「この才能何か活かせないか」と思わせる場面も。

その反面
・過集中している時に周りの声が聞こえていない
・1度に5個くらい指示だされると数個指示が飛ぶ
・大きな音が苦手
・味覚が非常に繊細
・いわゆる団体行動が独特

保育園児ってそんなものでしょう〜って思う方も沢山いると思います。

私も色々な育児本も読み、「みんな違ってあたりまえ!」というのも理解しているのですが

ただですね、母としては保育園だったり小学校だったりで、大人になる前に、やっぱりどうしても「集団行動」の中にいなくてはいけないので、保育園の年長さんの頃は、娘の将来にすごく不安を感じていました。

そんな頃、年長から通い出した花まる学習会での教室長と個人面談をしていただいたときに
素直に全てを話してみました。
WISCテストって、うけたほうが良いとおもいますか?と質問したところ

「◯◯ちゃんと、お母様にはきっとより深く理解できる良い機会になると思います」

えー!!!やっぱり!と。
いままで散々悩んできたんですが、初めて、わたしと共感してくれたことに良い意味で衝撃でした、

たしかに。WISCテストって、そうだよね。
そうだよね。と。

そこから、生後2ヶ月から予防接種をうけたり、あらゆる病気にかかってきていたときに寄り添ってくれた、かかりつけ医にWISCテストのことを相談したところ

かかりつけ医も「うん、〇〇ちゃんWISCうけましょう!紹介状書きます!」と言っていただき、かかりつけ医も

娘の特性きづいてたんかーい!と思いました笑

紹介状をもらい、車で15分ほどの児童精神科がある総合病院へ行き、
児童精神科の部長の先生に診てもらうことができ

生まれてからずっと私が感じていたことを話し、

子どもの特性をより深く理解するために、WISC(知能検査)を受けました。

その結果、比較的IQが高い分野があることが分かりましたが、同時に得意な分野と苦手な分野の差がある「でこぼこタイプ」だということも明確になりました。
苦手な分野は、経験値をあげることで差が埋まる事。そして、時には団体行動から少し離れてみる時間も必要なこともあると助言をいただきました。


(娘のでこぼこについては、追って別の投稿で書いていけたらと思っています☆)



あぁやっぱりと思ったのですが

主治医から
「誰にだって得意・不得意あるじゃない」
「得意な引き出しを伸ばそう」
「いま気づけたこのでこぼこの差は付き合い方がわかればスムーズにいづれなる」など
言っていただき

そして
「勉強が好きなぶん、小学校生活では苦があるかもしれない」
「でも、彼女にあった中学校もたくさんあるよ」
と言っていただき

発達特性がある子の小学校生活&中学受験には、一般的な受験とは違った視点や工夫が必要なことも多いですが、

だからこそ気づくことや学びもたくさんあります。

このnoteでは、WISCの結果をどう活かしたか、どのように受験準備を進めているかなど、わが家の経験をシェアしていきたいと思います。

少しでも役立つ情報をお届けできれば嬉しいです。

と、少し堅苦しさもある文章になってしまいましたが

WISCテストを受けた経緯や、その結果をどう感じたかを自然に盛り込んでみました。(本当はもっと書きたいこともあるけれど… 保育園のベテラン先生に「この子、足手まといなんですよね〜」的なことを言われたことも何回もあります笑)

小学校生活が始まってすぐ小学校1年生のころ、テストでは点数をしっかりとるのに、授業中はパラレルワールドに行ってしまっていることもあるので、"授業をちゃんと聞いていない"と怒られたこともありました。

忘れ物も多く、娘もわたしも怒られたことがありました。

板書が苦手。でも、テストでは比較的点数を取るので、授業中の板書をサボっていると小1の担任の先生に詰められたこともありました。

発達特性がある子には、工夫が必要なことも多いですが、

だからこそ見えてくる世界もあります。

そして、特性があるからってマイナスではないのです。


このnoteでは、わが家の経験をシェアしながら、同じような悩みを持つ方々と情報を共有できたらと思っています。

今日もnoteを呼んでくださりありがとうございました!

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mari_koko
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