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令和7年1月末の資産運用状況


令和7年1月末の資産運用パフォーマンス

昨日の中央紙器工業(3952)へのTOB(公開買付け)の、嬉しい余韻が残る中ではありますが、令和7年1月末の資産運用パフォーマンスを以下に掲載します。
なお、受取配当や各種税金、月中の入出金を全て考慮しています。

月次 1.7%
年初来 1.7%
(参考)TOPIX
月次 0.1%
年初来 0.1%

投資パフォーマンス表
投資パフォーマンスグラフ

月間の売買

買い増し:
第一カッター興業(1716)
E・JHD(2153)

上記2銘柄については、割安性が引き続き高いと判断し、それぞれ買い増しを行いました。

特定口座からNISA口座へ買い直し:
日本BS放送(9414)
特定口座で保有していた上記株式を一旦売却し、NISA口座の成長投資枠にて同じ価格で買い直しを行いました。
これで、令和7年分の年間240万円の成長投資枠は、ほぼ使い切りました。

月次のコメント

今月は、TOPIXに1.6%のアウトパフォーマンスとなり、少しホッとしています。
暁飯島工業(1997)が年初来で12.53%、シイエム・シイ(2185)が年初来で16.61%、アイキューブドシステムズ(4495)が年初来で8.01%と、ポートフォリオを引っ張ってくれました。
持ち株の決算短信の昨日までの状況ですが、ざっくりと見た感じ、かなりいい決算内容のものが多いような気がしています。ここは別で記事にしたいですね。
そして、1月前半に大型株全体が崩れた時にも、持ち株は踏ん張ってくれた感じがしています。もしかしたら、割安小型株にも資金が回ってきているのかもしれませんね。

そして、1月月次の最大のトピックが、昨日も記事にしましたが、中央紙器工業(3952)に対するニッコンHDのTOBです。
今でも、本当は夢ではないかと思っているくらいです(笑)。

この中央紙器工業は、令和3年10月から保有しており、令和6年4月にポートフォリオの銘柄数を55銘柄から現在の25銘柄に集約する際、売買をしましたが、ずっと保有を継続している、思い入れのある銘柄です。
この銘柄の魅力は、何といっても現預金の豊富さに起因する激安さでしょう。
確かに、成長性は皆無なところがありますが、営業利益率では高位を維持しており、また、最近では配当金額を徐々に引き上げてきています。
ただ、今期は配当性向がかなり高くなってきているので、会社が配当還元施策をどのようにするのか、注視していたところです。
このような中で、突然のTOB発表があり、頭の整理ができていない状況です。

中央紙器工業の持ち株を全株売却できるまでには、ストップ高を何日もこなさないといけないため、実際に株式市場で売却できるようになるためには日数がかかりますが、売却利益が1100万円超はとんでもない数字です。
一気にFIREが身近になってきました(笑)。

ポートフォリオ

1月末時点のポートフォリオは、以下のとおりとなっています。

1450 田中建設工業
1716 第一カッター興業(買い増し)
1997 暁飯島工業
2153 E・Jホールディングス(買い増し)
2185 シイエム・シイ
2483 翻訳センター
3138 富士山マガジン
3495 香陵住販
3538 ウイルプラスHLDGS
3952 中央紙器工業(TOB発表あり:今月中に全株を売却予定)
4171 グローバルインフォメーション
4464 ソフト99コーポレーション
4495 アイキューブドシステムズ
4659 エイジス
4800 オリコン
5589 オートサーバー
5819 カナレ電気
5869 早稲田学習研究会
6248 横田製作所
6346 キクカワエンタープライズ
7081 コーユーレンティア
9414 日本BS放送
9639 三協フロンテア
9769 学究社
9782 ディーエムエス

令和7年1月末の配当状況

1月は、株式配当の入金はありませんでした。
なお、昨年のこの時期は、以前保有していたTAKARA&COMPANY(7921)からの配当金の入金が28,000円あったのですが、令和6年4月に実施したポートフォリオ変更の際、全株売却していたため、今年の配当金はありませんでした。

令和7年 配当金額
令和7年 累積配当金額

参考として、今までの配当金額を掲載しておきます。

配当推移グラフ

ポートフォリオの銘柄数について

現在の私の日本株式のポートフォリオは全部で25銘柄となっていますが、今後、徐々に銘柄数を増やしていこうかと考えています。
というのも、銘柄の管理が多少煩雑になったとしても、銘柄を分散させておくのは非常に重要なことだと思えてきたからです。
先日に記事にもした、個人投資家ヘムさんの著書を読了して、改めてそう思えてきたのです。

あと、今回の中央紙器工業へのTOBにもあるように、どの銘柄に不意打ちのサプライズがいつあるのかを、ピンポイントで予見するのは不可能です。
であるならば、銘柄を分散させた方が、より安全性を確保できるのではないかと、現在では考えています。

中央紙器工業を売却した資金で、今度はどのような割安株を購入しようか。
今、夢が膨らんでいるところです。
やはり、バリュー投資は楽しいですね。