運命の恋、二度目の出逢い♡ 坂口健太郎さんの新作ドラマが切なすぎる
秋のコーヒーブレイクに、優しく心に染み渡るラブストーリーはいかがでしょう?
Amazon Prime Videoで独占配信されている坂口健太郎さん主演のドラマ『愛のあとにくるもの』、、ご覧になりましたか? 私は今、絶賛この余韻に浸り中なんです。
『愛のあとにくるもの』は、韓国から日本へ留学してきたチェ・ホン(イ・セヨン)と、小説家を目指す大学生・青木潤吾(坂口健太郎)の運命的な出会いと、切ない恋を描いた物語。
偶然の出会いから恋に落ち、幸せな日々を過ごす二人。しかし、異国の地で寂しさを感じながらも夢を追う潤吾と、そんな彼を支えたいホンの間には、少しずつすれ違いが生じていきます。
このドラマの原作は、日韓国交正常化40周年を記念して新聞で連載された小説がもとになっているんだそうです。
この小説は二巻に分かれていて、片方は辻仁成が描いた日本人の男性主人公の視点、もう一つは孔枝泳(コン・ジヨン)が韓国人の女性主人公の視点で描かれたちょっと変わった小説なんだそうです。
ムン・ヒョンソン監督は9年前にこの原作と出会ってすぐに映像化を希望したんですって。そして主演の坂口健太郎さんは両国のプロデューサーらを交えて協議で「満場一致」で選ばれたそうです。韓国でも絶大な人気ですものね。そしてこの作品の雰囲気にもぴったりでした。
ドラマの中では日本でも愛読者の多い韓国の詩人、尹東柱(ユン・ドンジュ)の作品が印象的に登場します。
また日本のマンガ「ぼのぼの」も、とっても可愛く登場するんです。
こんな風に両方の国から愛されているコンテンツや、また日本の春、韓国の冬という美しい風景もたっぷりと盛り込まれ、とても見ていて癒される作品に仕上がっていました。
ただ韓国ドラマが大好きな私には、ゆっくりと展開するストーリー、ほとんど日本語で進行する会話、感情を抑えた演技など、意外なことも多い ドラマでした。
でも詩を読むように、その世界にゆっくりと引き込まれ、余韻を育んでくれるドラマです。
近くて遠いと言われる韓国と日本の、憧れやすれ違いなどがドラマの中に凝縮されているようで、心をキュッと切なくさせるドラマでしたよ。
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