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長距離運転がしんどくなってきた、それでも僕は進みます

8月22日、朝からギリギリまで仕事をして入浴を自宅で済ませて、18:00に弘前市を出発して、深夜0:00を回り2:00頃に新潟県の高速SAで一泊。23日12:00に福井県越前市に無事に到着して、13:00からイベント会場で前日搬入。あまりの暑さに頭痛と体もクタクタになり、チェックイン時間前にホテルへ行き、お願いしたら早くお部屋に通してくれた。とても優しく丁寧な対応に感謝【ホテルルートイン武生インター】さま、ありがとうございました。1Fに大浴場があり接客や朝食など満足度が高いホテルだった。

景色も良かった

24日・25日と千年未来工藝祭という僕が好きなイベントに出展してきた。2日間の出展が終わるなり高速インター近くの道の駅 武生で3割引きのお寿司セットを2つと飲み物・少しのお土産を購入し、何一つ観光することもなく高速に乗り帰宅。途中で車中泊して26日13:00に無事に帰宅。

はぁーしんどい…

最近の県外イベント出展の時間スケジュールはこんな感じ。仕事が詰まり過ぎて、観光や遊んで来ることもなく直帰。そして次の日からまた仕事。この長距離トンボ帰りほど疲れることはないが、仕事も残っているし仕方ないと諦める。

千年未来工藝祭
メイン通路

イベントの方はというと、とても楽しかったし良い刺激になった。普段出店しているクラフトイベントとは違い、イベント出店しない職人さんや、クリエイターさんがたくさん出展されているので、作品を見て触れて話を聞くだけで僕は楽しくなる。作品数10点くらいで、一点50万円という大型作品を展示販売している方もいる。僕も売上を考えず、こんな展示をいつか出来たらなと思う。今回で連続4度目の出展、毎回毎回とても勉強になる。

今回、長野県の工房ふるかわやお六櫛職人の友人しょうちゃんが実演をするということで、写真と動画撮影や準備など少しだけお手伝いした。

普段見ない顔
しょうちゃんカッコいい!
お客様も興味津々
会場も賑わってました

いつも会うと冗談ばかり言い合っているが、やはり仕事となると顔が変わる。お六櫛職人も跡継ぎがいなく、80代の方が二人と、しょうちゃんとお父さんの四人だけ。息子には無理して継がなくていいと、工房ふるかわや四代目で終わらせることも考えているという。外から見ると「勿体ない」となるが、彼らには彼らの色々な事情があるので、僕みたい者が横から口の出せることではないと思うが、本当に勿体ないなと思う。

会場では香港のクリエイターお二人も出展さるていた。なかなか忙しかったのでブースを見に行くことも出来ず、終了の数時間前にやっと見に行けた。ディラン・カクさんはデザインと都市研究を専門とされていて、公園などにデザインと実用性を兼ねたベンチなどを設置するなど、経歴を見ると本当にすごい人なんだと分かった。

もう一人は女性クリエイターのヴィゼラ・コックさん。イラストレーターと動画クリエイターで、当日のトークショーの撮影もされていた。香港の街の風景や動物のイラストが素敵だった。

名刺をお渡ししてご挨拶させてもらった。もちろん通訳の方を挟んで、あとは身ぶり手振り。ディランさんの書籍とヴィゼラさんのイラストを購入した。お二人ともすごい喜んでくれて、Instagramで相互フォローして、それぞれの作品にサインもしてもらった。書籍は中国語なので僕なんて読める訳ないのだが、翻訳アプリを駆使して読み進めようと思う。中国の伝統的な鳥籠にスポットを当てた内容らしく、彼自身も製作にチャレンジしているみたい。いつかその作品も見てみたい。

購入した作品

色々と会場で忙しくされていたお二人だが、終了間際にスタッフ同行で僕のブースに遊びに来てくれた。しかし、作品紹介したかったが、売れに売れまくって残り三本。それとSNSの写真を見せながら、簡単な英単語と身ぶり手振りでコミュニケーションを取る。その中で僕が今回唯一とても反省した出来事があった。彼が片言の日本語で「僕…日本語…下手くそでごめんなさい」と言った。英語が全く話せななく悪いのは僕で、せっかく香港から来てくれている彼に気を使わせてしまったこと…本当に申し訳ない。改めて英語が必要な時代になったんだなと、田舎生まれ田舎育ちの僕でも思った。英語勉強しよう!

残り三本のこけしから一本を購入してくれて、親戚にプレゼントすると言ってくれた。僕も香港に出展してみたいんだと彼に伝えた。そんな夢が叶うといいな。帰宅後すぐに彼からDMをもらい、「僕が欲しいのはコレなんだな!」と、こけしオーダーしてくれた。本当に嬉しいくて、頑張ってコミュニケーション取って繋がれて良かったなと思う。今まで出来なかった一歩が、やっと踏み出せるようになった。もう五十路…遅すぎるやろ。笑


能登とととプロジェクト

僕のブース目の前がトークショー会場だった。能登半島地震で被災された漆作家さんと能登とととプロジェクトの代表のトークショー。接客しながら聞いていたので全ては把握出来なかったが、東日本大震災の震災孤児のチャリティー活動を10年間されていたtovo(トヴォ)を思い出し、微力ながら少しだけ支援させていただいた。このtovo(トヴォ)の代表をされていた青森県五所川原市の法永寺小山田住職。ここのnoteで、日々のお忙しい中でも1日も欠けることなく日記を綴られている。目標は一年365日。それもあと数日で達成する。やはり一つの事を続ける姿は本当に凄くて、いつも感銘を受ける。常人には出来ない事、もう大阿闍梨と言ってもいいのではと思ってしまう。

僕も何か達成できるように、小山田さんをお手本に頑張ろうと思う。まずは英語を勉強したいな。誰か無料でレッスンしてください。

少しずつ
少しずつ
進みます。
では…また

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