一語一会 #3
「一期一会」
一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。生涯に一回しかないと考えて、そのことに専念する意。もと茶道の心得を表した語で、どの茶会でも一生に一度のものと心得て、主客ともに誠意を尽くすべきことをいう。▽千利休の弟子宗二の『山上宗二記やまのうえそうじき』に「一期に一度の会」とあるのによる。「一期」は仏教語で、人が生まれてから死ぬまでの間の意。
昔から大切にしている言葉のひとつ。
改めて意味を調べてみると人との出会いを大切にしたいと思わされる。
大切だと思っていても、日々の暮らしに忙殺されると視野がせまくなりがち。そして目の前の出会いにもありがたさを忘れてしまう時がある。
一生涯にただ一度会うかどうかわからぬほどの縁。
出会っても一瞬で終わる縁
仲良くなって何年もあいてまた出会う縁
出会って途切れながらも平均的にずっとつながっている縁
どの出会いも尊くて
どの出会いにしても
この瞬間は二度とないと思えば
巡り合えたすべての出会いを大切にしたいと思えてくる。