雑心理学 #1
初回は認知のゆがみについてとっても雑に紹介します。暇つぶしにどうぞ
認知のゆがみ
おこった出来事は同じでも、考え方で気分が変わることその考え方が極端に偏っていることを心理学では「認知のゆがみ」と言い、大まかに10パターンあると言われています
1.全か無か思考
これは物事に白黒つけたがること
2.一般化のし過ぎ
一度起こった悪い出来事が、その後もその結果しか起こらないという思い込み。
3.心のフィルター
物事のネガティブな面ばかりを見る状態。
4.マイナス化思考
ポジティブな面を見ずに、ネガティブに変換して考えてしまう。
5.結論の飛躍
事実とは異なる悲観的な結論を考えてしまう。
6.拡大解釈と過小評価
悪いことばかりが起きると考えてしまい、良いことは見えてない。
7.感情的決めつけ
自分の気分の良し悪しで物事の判断基準が変わる。
8.すべき思考
「~すべき」「~しなければならない」と考える思考パターン。
9.レッテル貼り
相手の一部だけを見て、その人の価値を決めてしまう。
10.個人化
実際自分に責任がなくても、悪いことが起きた時に自分の責任だと思ってしまう。
認知のゆがみを強制してみよう
まずは自分の考え方や認知の特徴を知ることです。自分の行動を振り返り、上記で紹介した代表的なパターンに当てはまるのかを把握し、「これは自分に当てはまりそうだな」という癖が見つかったら、思考の癖が表れた回数を把握し、その回数を減らしていくようにしよう。
注意・自分の個性・人間性まで否定しない
思考の癖や認知の歪みに対処するには、自分を否定しないことがすごく大切で、自分の内側にある良い人・悪い人・できる人・できない人を否定する必要はないです。否定するのではなく「今はまだ認知が機能していないだけなんだ」という捉え方をすると、すごく楽になるはずです。