心に焼きつく一瞬の美しさ

花や緑が美しい季節ですね。美しいものは、その一瞬を写真に残したくなります。行楽地へ遊びに行くと、その街並みや山々の自然を写真に収めたりしますね。一瞬を切り取って、その美しさをクローズアップさせているとも言えるでしょう。そこに焦点を当てて、その画角のその一瞬を収めているのです。これだけ動画が当たり前になっても、写真がなくならないのもわかりますね。

写真はその一瞬を、形ある姿に残してくれます。その時、その場所での風景を、フィルムやデジタルデータで残してくれるのです。しかし、美しさを感じるのは心です。その残された映像を見て、また心を動かされるのです。では、直接心に映像を残してみましょう。

自然をより深く楽しめるシェアリングネイチャーのアクティビティに、＜カメラゲーム＞というものがあります。自分がカメラとなり、まぶたのシャッターを一瞬開け、瞳のレンズを通じて、心のフィルムに映像を焼き付けます。心を動かされたものの前まで行って、２～３秒のあいだシャッターを開いて、すぐに閉じます。もう心にはその映像が焼き付けられるのです。

さあ、身近な自然の美しさを探しましょう！美しいものや珍しいものは、遠くに出かけなくても、身近な場所にあるものです。おおざっぱに見ていると見逃すような美しさも、写真のフレームを当てるように切り取ってみると発見があります。よ～く見て見ましょう。そして2~3枚、心のフィルムに収めるといいですね。