6人目の村上さん
村上春樹の『東京奇譚集』という小説を読み始めた。
インターネットで調べたオススメ小説の中にそれがあって、読みたいと思っていたら偶然、家の本棚で見つけた。
ページを開くと冒頭から
『僕=村上はこの文章の筆者である』とあって、そうだこの人も村上さんなんだと気づく。
この代わり映えしない狭い世界で、ここ1、2年の間に5人もの『村上さん』と出逢った。
佐藤さんや伊藤さんなど、良くある苗字というわけではないのに…
その6人目が。
あまりにも有名過ぎて、もう『村上春樹』で姓名も一つのような感じがしてしまうから、こうして苗字だけ取ってみるとなんだか不思議な感じがする。
まだ20ページ程しか読んでないけれど、やっぱり村上春樹って文才過ぎて域を越えてる。目が紙の上をスルスルと動いていって、読んでいて気持ちいいなと思えるって素敵。
そして、インスタでフォローしている方が新作の『一人称単数』を読んだと綴っていた。
その小説の中に東京奇譚集の『品川猿』が再登場しているらしい。
東京奇譚集は15年前の小説。それが新作に載ってるなんて…内容は同じなんだろうか?
『一人称単数』の方も読んでみたいな。
いや、きっと私は買ってしまうだろう最新作を。
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