料理本づくりの舞台裏。 #スーパー肉本 はカラオケボックスで作られた

10月21日に発売になる新刊の見本が届きました。
『スーパーで買える肉を最高においしく食べる100の方法』で、
まったく新しいタイプの料理本。

キャッチコピーは「これより幸せになれる知識ある!?」です。

今日からダイヤモンド・オンラインで、肉まんがチラ見連載がスタートです。

「とりあえず包丁しまってもらえません？」
って笑。

でもこれ、著者である長田絢さんがほんとに言いそうなセリフで。マンガ家のユニさんからこのシーンのラフを見せていただいた時、めっちゃ笑いました。

はい、私、フリーランスになってはじめての商業本として、本書の編集に関わらせていただいたのです。

本書は実は、ダイヤモンド社の横田大樹編集長の「スーパーの肉をおいしく食べたい」という切実な願いから形になったもの。
いろいろなレシピがあるのはわかっているけれど、肉知識をちゃんと知っておきたい、地元のスーパーで買える肉を最高の状態で料理して食べたい。

そんなリクエストに肉偏愛料理家、長田絢さんがド直球の答えをこれでもか！　と本書に詰め込みました。

しかし、まっすぐな料理本としてレシピを並べただけではなかなか伝えにくい。

ということで、料理本なのに、マンガ＞解説ページ＞レシピ、という思い切った3部構成にしてみました。
マンガがいちばん目立つんです。
ところがこれが大正解で、まったく飽きないんです。
何度校正してても飽きないって、すごい（と勝手に思ってる編集者＝私）。

よくある詳細な肉解説や、肉料理レシピ数の多さを競うところからあえて離れて大正解。

長田さんの肉料理偏愛っぷりを人気漫画家のユニさんがキャラに落とし込んでくださって、ちょっとゴーインでキャリアなんだけどかわいくて憎めない主人公・絢として生まれ変わりました。
きっと絢のファンになっちゃいますよ。

漫画家ユニさんが描いた絢、とってもチャーミング。

この本は、ダイヤモンド社で打ち合わせした3月から始まりました。
幸い、ユニさんという最強の漫画家さんにも出会えて、正式にゴーサインが出たのが5月中旬。

7月に撮影して（撮影最終日に記念にパチリ）。

8月は長田さんと二人でうんうんうなりながら校正して、その間にユニさんに何度も描いていただいて、デザイナーさんにも苦労いただいて。

みんなのチカラが結集して出来上がりました。

実はね、長田さんは名古屋在住。
そこで打ち合わせは、東京在住のユニさんと私がカラオケボックスに集合、そこからZOOMでつないで行いました。
最初は横田編集長がいたんですが、「じゃ！」と消えた後は、残った3人で画面ごしにひたすら肉をテーマに女子トーク。
（歌わないカラオケボックスなんて初）

ここで出てきたエピソードや、ぽろりと出た長田語録がマンガにいっぱい盛り込まれています。
どこまで肉好きなんかい？！　と驚くネタは、すべてカラオケボックスで披露されたもの。
そこをユニさんは漏らすことなく拾ってマンガ化してくださいました。

と、どうでしょう、舞台裏を知ったらさらに読みたくなったでしょう？

もちろん長田さんの肉レシピ、おいしいです。
毎日の献立にお役立ちレシピです。
なんせ私、担当書のレシピは全部作るのです。
作って校正してますから、間違いないです。

ぜひご予約ください。

もう一回書いときます。
ダイヤモンド・オンラインで連載スタート中
https://diamond.jp/articles/-/251364
しばらく内容のチラ見ができます。
ぜひー。

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