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アトピーと生きる日常のお話➀

21年間アトピーだと自分の皮膚も、毎日の習慣も、季節の変わり目や環境に敏感な皮膚もそれが自分の生活の一部だから当たり前になってくる。

自己管理出来るようになって順応できて
「当たり前」
になると気が付かなかったことがある。

それが人からの目新しさ、人からの理解。

あ、そういう捉え方もあるのねって。
ふと驚くときがある。


確かに、朝起きて布団に血がついていたり服に血がついていたり、無意識のうちに新しい傷が増えていたりっていうことはアレルギーを持たない人からしたら非日常だなって。

耳の穴、お尻の穴まで、よくそんな皮膚まで敏感になれるねっていう所まで痒くなるなんて自分でも体の反応の後に理解が追いつく。

私もここまでよどみなく痒くなるのね・・・

だから想像だけでは気がつかないと思う。

耳の穴綿棒でほじくって掻いて、そしたらかさぶたできて血が出て綿棒に血がついて・・・
なんて、あんまりそこまで想像は及ばないよなって。


意外とエピソードがあって面白い。

目を掻きすぎて汁が出て、夜寝ている間に汁がまぶたにくっついて、朝起きるときに目が開けられない?!
開けようと思って手で引っ張ったら、なんと

まつげが半分以上抜けた!!

さすがに、自分の顔の部位の中で”まつげの長さと量”が最大の取り柄の私は、ちょっと絶望した。

え、生えてくるの?
気づいたら知らない間に前と同じ量と長さ、戻ってきました。
この時だけは自分の毛の生命力に感謝するしかなかった。


小さいときは自分のアトピーを理解していなかったから、不思議なことが多かった。

友達が
「蚊に刺されて痒い!でも我慢しないと!」
って掻くのを我慢していた。

え、掻くのは我慢できるものなの?
っていうギャップとの出会いもありました。


どこも痒くない瞬間って自分にあるのかなって思って、どれぐらいの期間、どこも掻かずに耐えられるのだろうって実践したこともある笑。

多分その意識が皮膚を敏感にさせて結局すぐむずむずしてくる始末。


その傷痛そう、大丈夫?
これが圧倒的に多いコミュニケーションかな。
多分掻いた傷と理解していなくて、怪我したって思ってくれている子がほとんど。


こんな感じで成長と共に色んな発見をしながら、
(他者から見た自分の発見も含めて)
最近は自分の体を仕組みとして理解したいと日々学び。


最後まで読んでくださりありがとうございます。
次回は、私が少し驚いた第三者目線の意見について綴りたいと思います。
良ければまた覗いてみてください!


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