The Blind Donkeyさんでランチ
大好きなお店に行ってきました。
今週のメニューはこんな内容でした。
長崎 雲仙 岩崎さんのファーマーズサラダ w/ ミントと柑橘
広島 宮島 中岡農園 菊芋のスープ w/ ごま
徳島 すだち鶏のソテー w/ 分葱と根菜のチップス
兵庫 但馬 コウノトリ米 ねぎご飯
大根のピクルス
ブラインドドンキーさんは、雲仙で種取りをしながら野菜を育てている岩崎さんの野菜が食べられる貴重な場所。
キャベツは注文後刻んでくれていました。
少しでも美味しさを逃さずに伝えたい、という姿勢がすごく伝わってきてこれだけで感動です。
言葉で書くと簡単そうなのですが、なかなかできることじゃないんですよね…。
とてもフレッシュな状態でいただきました。
甘さもあるし、実は生キャベツが少し苦手なのですがそんなことも忘れるくらいすっと馴染んでくる美味しさ。
サラダは野菜の他にカットした柑橘がころころ入っていて、粗めの塩・レモン・オイル・刻んだ紫玉ねぎとミントのドレッシングが和えられてました。
すだち鶏のソテーはぷりっとして鶏特有の臭みがなくジューシーで美味しかった…
飼料にすだち果皮を配合しているそうです。抗生物質、抗菌剤も使用していないとのこと。
ソテーにかけられたソースは分葱とマイヤーレモン。
大根のピクルスにもレモンが使われていて、今日はレモンづくしでした。
けど配合がどれも絶妙で、レモンが前面に出てる訳ではなく、後ろに控えて深みを出す…名脇役を演じてました。素敵…。
ご飯はホウロウ鍋で炊いてらっしゃるみたい。
そして鍋で炊いた後特に保温していないみたいで、そういう出し方も有りなんだー!と感心してしまいました。
鍋で炊いてすぐに客席に出すとか、
鍋で炊いたごはんを保温ジャーに入れて保温するパターンは見たことあったのですが、保温すると水分が抜けてやっぱり美味しくなくなっちゃうんですよね…
新たな選択肢を学びました。
湯気が出るようなほっかほかごはんではなくても、そもそものごはんが美味しければ全然違和感ないし、むしろお米の味がよくわかります。
菊芋のスープも美味しかったな…
菊芋の土臭さがあまりなくてすごく上品だった。
黒ごまとの相性の良さ、すごいですね。これも新たな発見でした。
前からずっと気になっていたんですが、ブラインドドンキーさんの器って、くすんだ色合いで何の料理にも馴染みそうな素敵なものばかりなんですよね。
今回のランチだとすだち鶏のソテーに使われている器、前からどこのなのかなって気になっていて。
お聞きしたところ益子の郡司製陶所さんのものだそうです。
色々見せてくれました…(親切…!)
手前4つが郡司さんの器だそうです。いろんな表情がある器だ。
こちらは郡司さんの器と似てますが、鹿児島のONE KILNさんのものだそうです。
わざわざ出してくれました。(親切すぎる…)
黄色い器、意外と持ってないのでこちらのも良いなあ。
素敵なひとときを過ごさせてもらいました。
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