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ワンちゃんの肉球のこと
★家庭動物管理士としての記事です
何年前くらいからでしょうか?
春や秋の心地好く感じる気温の日が短く感じられるようになったのは…
ここ数日、裏庭地方は夏日が続いていて
日中はちょっと動くと (´Д`ι)アチィー
外に出て太陽に当たると肌がチリッとしてくるし、
春よりも初夏を感じてしまいます。
真冬でも半袖で快適だったワタクシにとって
この気温はちょっと辛み…
まぁそんなことは大したことではないので
\(^_\)ソレハ(/_^)/コッチニオイトイテ
(´Д`ι)アチィーという言葉と同じくらい口に出してるのが
ちょっとあのワンちゃん大丈夫!!?
でございます。
あのワンちゃんというのは、
夏日の日中、靴を履いている飼い主さんと
お散歩をしているワンちゃん達のことです。
(小さいワンちゃんが多いんだよな~)
んーまだギリギリ肉球の火傷にはセーフかな?とは思うのですが、
アスファルトの路面を掌でしばらく触っていると、結構熱いんだよね。
ずっと停めておいた車のハンドルも熱くなってるくらいの気温だしね。
ちなみに、一般的には路面の温度が43℃程度になると
肉球火傷を引き起こすと言われています。
そして真夏の路面は60℃以上の高温になるのですよ。
正確には気温が40℃度前後になると路面が60℃以上になりますが、
気温とアスファルトの表面温度との関係はちょっと複雑で、
日射時間やアスファルトの色、湿度などの要因も影響してきます。
ワンちゃんの肉球は、一般的な日常生活や散歩などでの熱いアスファルトやコンクリートの上を歩く分には問題ないのですが、
炎天下での長時間の散歩や、熱い表面に肉球を長時間触れさせると
火傷を引き起こす可能性があるのです。
特に夏場の炎天下や車内の熱がこもった場所など、
表面温度が高い場所では注意が必要になります。
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よそ様のワンちゃんの肉球の心配ばかりしているワタクシですが、
それはワンちゃんの肉球は大切な役割を持っているからなのですぅ。
肉球は、ワンちゃんが歩く際に衝撃を吸収し、滑り止めとしての役割も果たしていますし、エックリン汗腺という、汗を作る器官が存在する場所でもあり、体温の調整をするという大切な役割をする場所でもあります。
そして、肉球は毛が生えていない部分ですから、
敏感に路面の温度も感知しているのです。
ワンちゃんにとっての飼い主さんとのお散歩はハッピータイム♪
喜んでルンルン歩きますよね~。
肉球が熱さで痛くなったとしても言葉では伝えられませんし、
本来、犬の習性として怪我や衰弱からくる痛みを隠すという本能を受け継いでいるので、飼い主さんが異常に気付くのが遅くなってしまうということもあります。
これから暑くなってきますので、飼い主さんは必ず路面(アスファルト)に掌をしばらく置いてみて地面の熱さを確かめてからのお散歩を心掛けて欲しいです。
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