ドーベルマンズとワタシ暦~巣立ち~
犬の社会化期は生後4週齢~13週齢。
この時期の経験は犬の社会性に大きな影響を与える。
社会化期を同腹仔の兄弟姉妹や親犬や
人とのコミュニケーション無しで過ごした後に、
人に家族として迎えられたりすると、
後々、共生する上で様々な問題や
問題行動などが発生することがある。
(個体差はあります)
躾で解消することは出来るが、
躾の入りやすさの差は出るように思う。
★写真向かって左からシンシア、アン、ラム、レオ坊
パピコ同士の遊びのなかでは、
ジャレ噛みし過ぎると遊んでもらえなくなる。
どれくらいの強さまでなら大丈夫なのかを学んだりする。
そんな体験をせずに人と暮らすようになってしまった子犬は、
飼い主や人の手に加減ない甘噛みをしてしまい
人の手に穴をあけてしまうことがある。
ウチでいうと、ボルドーがそれであった。(笑)
★写真向かって左からグラースとアン
社会化期の交流のなかで、
行き過ぎた行動をするパピコがたまにいる。
そんな時、母犬はその仔犬の鼻(マズル)を噛み
『それはダメ!』だと教える。
その動作の素早さは目を見張るものがある。
よく、犬にしてはダメと教えたことを犬が
やってしまった時に、すぐに叱らないと効き目がないというのは、
この母犬の教育的指導のスピードをみれば頷ける。
★レオ坊を叱る母犬シェリー
シェリーもパピコたちに教育的指導を
しっかり行っていた。
では、父犬ボルドーは?
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