本と猫
今日は、「舟を編む」をみた。
本と猫ってなぜこんなに合うのだろうか。本が好きな人のそばには、つねに猫がいるイメージがある。
本と猫とは、切っても切れない「縁」を感じてしまうのです。
ストーリーは、松田龍平さんが演じる、出版社で働く言語能力の高い青年、馬締(まじめ)くんが辞書を10年以上かけてつくるというお話。
その中で、恋愛あり別れありの色んなドラマが繰り広げられる。
まじめ君が宮崎あおい(かぐや)さんに恋をするのだが、
「好きです、、、。」
「私もです。」
憧れのシーンに昔あこがれたなぁ、としみじみ思った。
漫画でよくあっても、人生でそんなシーンにあったことは一度もないから、漫画と現実は違うんだぁと、子供のころは衝撃的な気づきだった。
まじめくんという名前にも笑ったが、仕事仲間のオダギリジョーさんがいかにもいそうなサラリーマンを演じていたので、思わず「いるいる、こんな人!」と叫んでしまった。
この映画は、キャスティングが最高にいい。存在感がある役者さんたちばかりだから、出ているだけで惹かれて見てしまう。
しかも、日本アカデミー賞やその他の映画賞をいくつもとっているとのことですが、やっぱり賞を受賞している作品はみて損はないと思う。
好みはあるかもしれないけれどね。
この映画も、地味なのに味のある印象深い映画だったなぁ。