『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年の記録』清武英利
【追記あり】
6月公開の話題の映画、
「ディア・ファミリー」の原作。
先天性の心疾患を持った娘のために、
医学の素人が人工心臓を作ろうと挑むお話。
大泉洋さんが宣伝に出てて、
絶対泣くという噂は聞いていて、
原作があると教えてもらったので、
読むことにしました。
実話をもとにした小説かと思っていたら、
取材や手記を、
時系列にまとめたノンフィクション。
次女に生きて欲しい。
その気持ちでここまでやれるか、
動けるのか、と、ただただ圧巻でした。
恐怖感を乗り越えて挑んだその選択、
踏み出せる人は少ないと思う。
1968年に生まれた次女に人工心臓を作りたい。
これが軸にあるんだけど、
正直、情報量が多すぎるなって思いました。
お父さんが子供のころからお話が始まっていて、
お母さんとの馴れ初めとか、
おじいちゃんが無茶な経営してたとか。
ものすごく取材したから、
全部を盛り込みたくなったのかな。もう少し、
取捨選択した方が好みだったかもしれません。
映画を見てないけれど、映画の尺で、
丁度よくなってるんじゃないかと予想してます。
気軽に映画館に行けないので、
もう少し先になっちゃうけど、
映画は絶対に観ようと思います!
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