赤ちゃん・子連れでの台湾赴任・生活が決まったら読む記事 【家探し編】
こんにちは。台北在住・駐在妻のコニーです。
今回は「台北に駐在が決まったけど、一体どこに住んだらいいの?」という物件探しのお悩み・不安を解決できればと思います。私だけでなく、未就学児の子を持つ友人たちの意見も取り入れているので、ぜひ参考にしてみてください。
こんな人におすすめの記事です
夫(または妻)の台北での勤務・駐在が決まった
0歳〜未就学児を連れていく
家選びについて
住む地域は中山付近がおすすめ
勤務地が台北なら、
未就学児 → 台北市内
小学生以上 → 天母(台北中心部から電車とバスで40分ほど離れた高級住宅地)
を選択する方が多いですし、おすすめです。小学生以上のお子さん連れが天母に住むのは、日本人学校が天母にあるから。未就学児連れは台北市内の中心地がおすすめです。
理由は、
便利 :近場で何でも揃う、飲食店も多く子育てしながら観光もしやすい
同じ境遇の人が多い :友達も作りやすい
通勤が楽 :働いている夫・妻が早く帰ってきてくれる
台北市内だと、特にMRT(台北地下鉄)淡水信義線沿い、民權西路駅〜東門駅くらいまでに住んでいる人が多い印象です。中でも中山駅・雙連駅付近が多く、実際の満足度も高いです。
物件選びの基準は、日本と大きく変わらないですが、台北ならでは、特に重視したいのが下記2点。
地下鉄の駅から近いこと
これは、日本の比にならないくらい大事だと実感。なぜなら台北の夏はめちゃくちゃ暑く、バケツをひっくり返したような雨も多いからです。
子連れだとそんなに駅を使わないかな、と思いきや、実際地下鉄はメジャーな移動手段になります。タクシーやUberも日本に比べると安いのですが、ベビーカーを毎回畳んだり、運転手さんとのやりとりが発生したりとやや煩雑。バスも慣れれば便利ですが、結構運転が荒かったりするので、日本の感覚で一番安心できる交通手段が地下鉄です。(ちなみに全駅バリアフリーです)
駅近だと、足取り軽く気分転換にパッとどこかに行けたりもするので、おすすめです。
雨の日にも散歩できる場所があること
子供も退屈するので一日1回くらいは外に出たいもの。場所はどこでもいいからちょっと歩きたい・外の空気吸いたいという時、ありますよね。暑すぎたり雨ザーザーな日でも行ける百貨店・地下街が近くにあると便利です。
上記2点が中山付近に未就学児連れが多い理由かなと思いました。
あとは、毎日通う幼稚園・保育園があればそこに近いこと。園バスがあれば問題ないかもしれませんが、ない場合は(しつこいくらいに言いますが)灼熱・豪雨の中毎日通えるかをぜひ念頭においてください。15分歩くだけでも大変です。(笑)
物件選びのこだわりポイント
いわゆる「駐在」となるとそれなりの物件に住める方が多いと思うので、窓なし・セルフ建て増しの最上階は暑いから避けよう、とかは置いておきまして・・・(本当にそんな物件があるんです)
こだわりたいポイントは下記3点です
湯船があること
実際に湯船がある物件、探せば結構あるのでここはこだわってください。
こっちのシャワーはいわゆるホテルにあるような立って浴びることを前提としたシャワーなので、特にまだ一人で立てない子供と一緒に入るのは難しいです。台北の冬は結構冷えますし、湯船はあったほうがいいです。
リビングが西向きでないこと
夏はとにかく西日が猛烈なので、西向きのカーテンは午後以降ずっと閉めることになってしまいます。できればよく使う部屋は西向きでない方がいいです。
風通しがいいこと
台北は湿気が多いので服や鞄など色々なものがカビやすいです。
風通し、と言っても限界がありますが、うちは南と北西に窓があって風の通り道があったからか比較的モノがカビにくかったので、必須とは言いませんがおすすめです。
もっとこだわるなら…
好みに合ったインテリア
台湾の家は、大家さんが家具を揃えた状態で貸し出すことが一般的です。
北欧風のオシャレな部屋から、いかにも「中華」な部屋まで様々です。
特に育児中は家で過ごすことも増えるので、自分の好みに合ったインテリアを選んだ方が気分が上がります。
フローリングの床
台湾の家は石のような硬い床が一般的なので、まだ上手に歩けない小さい子向けにはジョイントマットを敷く家が多いです。
本当に少ないですが、フローリング床の家もあるにはあるので、こだわっても良いかもしれません。
逆にこだわらなくてよかったところ
共有部の豪華さ
ジムやプールがついているマンションも多く、入居前は惹かれるのですが、入居してみるとあまり使わないんですよね…。(人によるのかもしれませんが、うちのマンションでも使っている人をあまり見かけないです。) 使う前に管理人に一声かけたりするハードルがあるのかもしれません。
マンションに日本人が住んでいるかどうか
「他に日本人が住んでいた方が安心」と思うかもしれませんが、もし同い年の子がいたら一緒に遊びやすいくらいで、「同じ」マンションかどうかはそこまで大切ではない印象です。また、マンションの管理人は英語が使えたり、使えなくても伝わるまでちゃんと身振り手振りなりで向き合ってくれる人が多いので、特に心配いらないと思います。
以上、台北の物件選びでこだわりたいポイントでした。
まとめ
上記まとめるとこんな感じです。
台北市の中心部、民權西路駅〜東門駅がおすすめ
真夏日と雨を想像して、駅近にはこだわって
部屋は湯船がマスト。暑さ・湿気対策に部屋の方角もチェック
ちなみに、台北はみんな子連れに優しいし、外食もしやすくていいところです。楽しみにしていてください。
この記事を読んでくださった方も、楽しい台北ライフが送れますように。