就活 #10 2桁内定ってなんなん?
こんにちは、鎌田一帆です。
春から関西私立大学の4年生で
事業開発とデザイン制作・運用の会社でインターンをしています。
前回(第9回)記事では
「人事さんってすごい!」
についてお話ししました。
前回の記事はこちら
https://note.com/kamachu/n/n38516d498c63
今回記念すべき(第10回)の記事では
「2桁内定ってなにごとなのか」
についてお話ししていこうと思います。
就活してて思うのは
就活してて思うのは
なんで2桁内定も必要なん?
っていうことです。
今回は
内定があることのメリット
内定があることのデメリット
私の内定に対する考え
3つのポイントから
お話ししていこうと思います。
内定がたくさんあるのことのメリット
内定がたくさんあるってなんか強そうですよね!
今回は私なりにどのようなメリットがあるのか3つにまとめてみました!
A. 選考の過程でいろんな業界や企業、中の人のことが知れる
内定がたくさんあるということは
それなりにたくさんの企業に応募したということになります。
それらの企業の選考過程でそれぞれ説明会があったり、
企業の方と直接お話ができたりと
一次情報のボーナスステージのようなのが新卒期間ですよね。
存分に満喫しようと思う方にとっては
たくさんの企業の選考を受けて内定をもらうこと
むしろその過程でいろんな方と接触することに
大きなメリットがあるように思います。
なかなか社会人になってからでは
立場や時間の関係から、いろんな人に会えないなんてことも
ありがちですからね。
B. 自分の大学以外の同期にたくさん会える
内定をたくさん持っているということは
それだけたくさんの同期にも出会ってきたということ。
なぜなら就職活動をしているのは自分だけではなくて、
民間企業の就職希望者数は全国に44万人もいると言われています。
《「大卒求人倍率調査」最新の調査結果(2020年卒)より》
その中で同じような業界の企業を志望し、
これから一緒に働く仲間になるかもしれない人たちと
接触できる機会としては
就職活動は最高の舞台なのかもしれません。
C. 周りの人に自慢できる
内定がたくさんあると、周りの人に自慢できますね。
19卒の平均エントリー数は30.7社、平均内定者数は2.7社、内定率は7.5%です。
《 株式会社ディスコの調査 より》
その中で就活マッチョとして才能を発揮し
様々な企業の内定を勝つとるということは
「優秀」であると社会から認められたとして
間違い無いのではないでしょうか!?
内定がたくさんあることのデメリット
A. 企業リサーチ・選考に時間がかかる
これは実体験でもあるのですが、
「一つの企業にエントリーして、内定をいただくために戦略を立て行動する」
この一連の作業に投資しなければならない時間は本当に多いです。
・IR資料
・内定者・社員インタビュー
・会社の理念やビジョン
・事業内容の確認
などなどなどなどなど、
まじですることたくさんあります。
仮に内定を2桁以上もらっているのであれば
この作業 × 内定数 の時間は
確実に投資しているということになるので
本当に果てしないほどの時間を
就活に使っているのではないかと思われます!
もし「別に何にもリサーチしてなくても内定もらえるし〜」
なんて方がいらしゃったら、
白目を向いて「ふ〜んすごいね〜」とだけ言わせてもらいます。
B. 費用が嵩む
費用がバカにならないですよね。
・説明会・面接会場まで向かう電車賃
・最終面接のため本社へ向かう夜行バス代
・現地での宿泊費・食費
・せっかくきたからちょっと遊んでいこうかな費用
などなどなどなどなど
キリがないほどお金がかかります。
dudaキャンパスのこちらの記事によると
就活生の平均出費は15~17万円と言われており
さらに内定をたくさんもらっている人であるのなら
さらに多く出費しているのではないでしょうか?
もし「いや〜俺東京住みやし〜」とか
「いや〜企業が全部負担してくれたし〜」
みたいな方がいらっしゃったら、
明日1日、赤信号にたくさん引っかかるように
お祈りさせていただきます。
C. 最終的に就職する企業は一つに絞らなければならない
最終的に就職できる企業はたったの1つです。
内定をたくさん持っている人は
その中から一つ選び、それ以外のところには
内定辞退の連絡をしなければなりません。
メンタル弱者の私からしてみれば
電話越しに、その企業方からの残念そうな声を聞いたり、
「話と違うじゃないか〜」とちょっと怒られそうなことを
想像するだけで少ししんどいです。
もし
「いや〜内定は断ったけど、僕と出会えただけで企業としてもプラスだよね〜」
なんていろんな人に自慢できる方は、
シンプルにメンタル強者として尊敬します。
私と内定
私は第一志望から内定をいただいた次の日に選考していただいていた4社の面接を全て辞退しました。
理由は大きく以下の三つです。
・最適な企業を探し続けることに疑問を感じている
・行かないと分かっているのに人事の方に時間を割いていただくことが申し訳ない
・他のことに時間を使いたい
①最適な企業を探し続けることに疑問を感じている
私にとっての就活は
「やらない決断」
「勝負どころで勝つ」
この二つに専念した活動でした。
ですので私はそもそもエントリーを10社以上していません。
本気でリサーチをした企業は2社のみです。
その代わり行きたいところには
しっかり戦略を立てた上で、
必ず内定を勝ち取るという気持ちで臨みました。
就職活動を通して見る事のできる企業情報には限りがあります。
実際に中に入ってみないとわからない事だってたくさんあるでしょう。
それなら「内定がいただけた企業を、私にとって一番のものにする」ために
どのようにその企業で活躍できるのかを考え、スキルセットを準備する事の方が
大切なのではないかと思います。
起業という選択をしていない時点で、
私がやりたいことと企業が成し遂げたいことを
完全に一致させることは難しい思っています。
なら内定をいただけた、
その時にベストだと思えた企業で活躍するための準備期間を
できるだけ多くとった方が、今後のためになるのではないでしょうか?
②行かないと分かっているのに人事の方に時間を割いていただくことが申し訳ない
企業の人事さんには出さなければいけない具体的な数字と目標があります。
・何人採用しなければならないのか
・どんな人を採用するのか
・いつまでに必要なのか
私がすでに就職する気もないのに、
わざわざ真剣に目標を達成しようと
努力されている方々の時間を拝借することが、
私にとっては正しくない事のように思えました。
私の、
「今回内定をいただいた企業に決める」
という意識が強かったことも
影響しているかもしれませんね。
③他のことに時間を使いたい
就職活動に使っていた莫大な時間を
私は今いろんなことに使っています。
・楽しく日々刺激のあるインターン
・韓国語の勉強
・シェアハウスの住人とのたわいもない会話
などなど
このnoteの記事だって、ずっと就活を続けていたら
書く余裕もなかったのではないかと思います。
なので時間を他のことに使えるといった点でも
就職活動を終了できたことは良かったと思っています。
皆さんへの質問
みなさんに質問です!
みなさんは2桁内定持ってますか?
内定をたくさん持っている人にどんな印象を持っていますか?
是非色々教えてください!
では今回はこの辺で!
読者の皆さんにお願い
***お願い***
就職活動中
この企業の採用ページがあんまり好きじゃなかった
あの企業のチラシがあんまり好みではなかった
その企業の理念と社員さんが言っている事が全然合致していなかった
などあれば是非お話をお聞かせください!
もしかした自分にとって
最高な企業だったかもしれないのに
企業が持っているデザイン資産が
ミスマッチを生み出しているのなら
それは本当にもったいないことだと思います。
是非このような問題の解決に
取り組む事ができたらと考えていますので、
該当する思いを持っていらっしゃる方は
是非私に教えてください!
ではまた次回お会いしましょう!