推しが気づかせてくれた、私の中のジェンダーバイアス
推しのSnowManのYou Tubeを見ていて気づいた。
男の子でも「可愛い」って言われて嬉しいんだなってことに。
(かっこいいっていうのだけじゃなく、可愛いも褒め言葉なのねって意味で)
小学生+幼稚園児を育てている身なので、小さな子ども(男の子でも女の子でも)に「可愛い」って言うことに対する抵抗は全くないのにも関わらず、私は、なぜ20代の男性が「可愛い」と言われて嬉しそうにしている姿に違和感を持ったのか?
私は、1981年生まれなんだけど、思考が「男性は強くあるべし」とか「女性は大人しくあるべし」みたいな思想を持つ親に育てられてきたんだよね。あ、ちなみに毒親でもなんでもないです。今みたいにSDGsな考えもなかった時代だし、地方だったし、私の幼少期(5歳)はもちろん携帯なんてないし、テレビがブラウン管だった時代。
「女の子なんだからお手伝いしなさい!」ってよく言われてた。(なんで女だけ家事しなきゃいけないの!?なーんていう思考の持ち主だったので、本当に、ほ・ん・と・うに嫌だった。お手伝いしてなかった。←おとなになってちょっと困った。1つ下の弟はあんまりそういうの言われていないのも嫌だった。)
まだまだ私の価値観の根っこに、この「男はこうあるべし、女はこうあるべし」のようなマッチョな思考(男性優位主義、男らしさを重んじる的な考え)があるんだなぁ…って気づいて、ゾッとしたわけです。
(SnowMan、気づかせてくれてありがとう)
一方、Z世代とか、今20代の皆さんはどうなんだろう。
(もし、これを通りすがりでも読んでくれた、そこのあなた!是非教えてほしい。どう言われて育ってきてる??)
私の期待でしかないけど、男女平等、好きなものは好きって言っていいんだよって言われながら育っているんじゃないかな。
とはいえね、ジェンダーバイアスってホント人それぞれだから、この年代がやばいってあるといえばあるけど、ホント個人差が大きいと思うのよね。
私も何なら「男性優位くそくらえ!」っていうマインドだけはあったけど、社会人(ちなみに、2004年入社)になった瞬間、『現実』に直面し、即絶望したよね(男性優位な企業だったので余計)若さもあり、その波に勝てなかった。流される方がなんか楽だったから、いわゆるお茶くみだって、嫌な気持ち押し殺して笑顔でやってた。(辛かった)
まとめると、とにかく私は、ジェンダーバイアスから開放されたいわけです。開放されたいと願うあたりが、もう囚われているとも言えるのかもしれないけれど…切に、うすまれ、なくなれと思っています。
性別抜きに、人が人として、生きていてあー楽しい!って思える瞬間があることが何より幸福だと思うから。
※ジェンダーバイアス(男女の役割について固定的な観念を持つこと)