今日はカレー記念日
カレーってみんな好きだよね。
私も好き。大好きかって言われると、よくわからないけど、無性に食べたくなる時もある。
でも、娘たちは食べない…と思っていた。今日までは。
長女も次女も幼児食になってから、カレーを食べてもいい頃から、見た目NGなのか匂いがダメなのか、とにかく、作って出しても、アンパンマンとかのレトルトカレーも完全拒否、断固拒否だった。
(ちなみに、ホワイトソース系、グラタンやシチューも全く食べない)
なのに。
長女が『お母さんのカレー食べたい。作って!』って言うので、びっくりして、嬉しくて。
(でも、今日の長女、保育園でもカレーだったよね?みたいな)
とにかく作った。普段はしない圧力鍋で。少しでも野菜類が柔らかく、食べやすくなるように。
そして、長女は食べた。子どものスプーンで8口くらい。初めて見る光景に、胸がぎゅーっとなった。
次女はひとりで、自分でパクパク食べてた。(あえて、ルーの部分だけ、ごはんにかけた)おかわりするくらい、よく食べた。いつもなら、食べさせてと言わんばかりに、席を立ったり動いたりして食べるのに。
嬉しかった、とても。
だから、今日はカレー記念日。
でも、長女が寝る前になって、『気持ち悪い、吐きそう』と言い出した。昼は給食のカレー、夜もカレー、慣れない(苦手な)ものを頑張って食べたからか、胃がもたれたのか、頑張った安堵感からか…。
眠りにつくまで、胃がムカムカしているようだった。
そして、ポツリとこう言った。
『給食の先生に、カレー作らないで、って言って』
また胸がぎゅーっとなった。
保育園の人気メニューのカレー。(ルーから手作り!)みんな美味しそうに食べるから、先生にも頑張ろうって言われてるのだろう。長女は頑張って口にしている。少しだけど。
でも、よくわからないけど、体が受け付けないのだろう。
娘の頑張りになんだか切なくなった。
カレー、みんな好きだよね。
食べれない、食べたくないって、みんなが美味しいって、にこにこして食べている中で、『私は違う』ってなかなか言えないよね。
母として、給食の先生にカレー作らないでください、とは言えないけれど…私はこれからも娘に『食べたくないもの(どうしても食べれないもの)は、食べなくていいよ。』って言いたい。
嫌なものは嫌、という気持ち、持っていいんだよ。嫌だと言えること、大事にしたい。