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システムエンジニアから転身!ビジネスサイドでの挑戦を通して圧倒的スピードで成長できるワケ

ContractSを代表する社員が、半生を語るコラム『ContractS わたしの履歴書』。今回お届けするのは、プリセールス兼カスタマーサクセスとして活躍する北健太郎(きた けんたろう)のインタビューです。

名前:北健太郎
趣味:音楽鑑賞、演奏(ベース)


ITを通じて、会社や社会を前進させたい。原動力は「恩返しの気持ち」

ーー新卒で大日本印刷に入社された理由を教えてください

元々、大学では物理を学ぶつもりで入学しました。しかし、一年生の時にコンピューターに詳しい友人と知り合い、友人の話を聞いているうちにコンピューターの魅力にハマっていき、気づけば転部を決意していました。面白そうだと思うと、とりあえず飛び込んでみる性格なのは今も変わっていないですね。
二年生の時には、e-Learningシステムの開発プロジェクトに参加し、教育関連のコンテンツ作成に携わっていました。その際にフラッシュを使用したアニメーション制作を行い、プログラミングの面白さに触れ、IT技術を活用する仕事に興味を持ち始めました。

就職活動中はIT企業を中心にみていたのですが、就職課の方から「大日本印刷という会社は印刷業界でありながら、画像やアニメーション、IT分野にも注力している」という話を受けて、興味を持つようになりました。その後、学校の推薦も頂き、とんとん拍子で入社決定。

大学卒業後、大日本印刷に約12年間勤めました。
しかし、私の社会人スタートは決して楽なものではなく、実は社会人一年目に難病を発症し、満足に業務を行うことが難しくなりました。闘病生活の中で、会社や仲間が私を支え続けてくれたことへの感謝の気持ちから、復帰後は会社に尽力することを心に決めました。その後も、働きやすい環境と、同僚や上司のおかげで、気がつけば12年が経過していました。

ーー特に印象に残ってるお仕事はありますか。

そうですね、いくつか印象的な仕事がありました。
初めに、10年間私が担当していたのは、プライベートクラウドと呼ばれる2000台の仮想化基盤の構築と保守業務です。ある時、これらのサーバーの機器リプレイスをすることが決まり、移行業務をメインで任されることになりました。何百というシステムの移行を1年かけて少しずつ丁寧に進める為、社内交渉や説明も時間がかかりましたが、自社のサービスをお客様に提供している部署との連携や説明は特に大変でした。結果、この業務をほぼ無事故でやりきったことは、大きな自信となりました。

次に、CCoE【Cloud Center of Excellence】というプロジェクトが印象に残っています。CCoEとは、企業で情報システムのクラウド利用を推進するために設置される、全社横断型のプロジェクトのことです。
当時はまだ社員もAWS利用に対して抵抗感もあり、特に心理的なハードルを感じる方が多かったため、社内でのセキュリティルールの策定や情報共有、コミュニティの設立などを率先して進めました。この取り組みを通じ、多くの部署の方々に協力いただき、しっかり話し合ってセキュリティの方針を確立していった経験は、非常に貴重な経験となりました。

そして、最後に「AWS DeepRacer Championship Cup」というAIを活用したラジコンカーの大会において、社内の有志メンバーと共に世界大会で1位と2位を獲得したことです。この活動もクラウド促進の一環として、私は運営メンバーとして関わっていました。

初めは業務外の活動でしたが、日本大会で優勝してしまい(笑)、世界大会への参加が決まった際には、半分業務として扱われるようになりました。今でも、このプロジェクトから得られた学びは非常に多いと感じています。特に、このプロジェクトの発起人である元上司と共に働けたことは、私の後の人生に大きな影響を与えています。

当時の上司が常に大切にしていた言葉「何よりもまずGIVE First」は、今も私の心に深く刻まれています。「良い人間関係を築くためには、どんな行動が相手に喜ばれるのかを考え、まずGiveから始めることが大切だよ。」と教えてくださいました。これからも変わらずに、お客様に対峙するときはもちろん、会社の仲間に対しても、自分にできることを率先してアクションしていきたいと思います。

「AWS DeepRacer」は、AWSが提供する18分の1サイズの自動走行型レーシングカー。参加者は、3DシミュレーターでレーシングカーにAI学習させる「AWS DeepRacerコンソール」を活用し、いかに早く走らせるか試行錯誤する中で、AIを活用した強化学習を学ぶことができる。そして、育てたプログラムをレーシングカー搭載AIに学習させ、実際のコースで走行タイムを競うのが「AWS DeepRacerリーグ」

システムエンジニアからプリセールスへの挑戦

ーー転職活動をはじめたのはなぜですか?

「AWS DeepRacer」に関する仕事だけでなく、通常業務でも評価を受けるようになり、少しずつ自分に自信が持てるようになりました。自分が社外でも認められるのか、社外の人からどのように見えるのだろうかと気になり、転職を考え始めました。

ーーContractSとの出会いについても教えてください。

ContractSとの出会いは、軽い気持ちでビズリーチに登録してみたところ、3分後にContractSからのスカウトメールが届いたことがきっかけです。一番最初だったこともあり、強く印象に残ったため、カジュアル面談を受けることにしたのですが、面談を通じて、ContractSの事業内容や自社プロダクトを持つことに興味を持ち、落ち着いた雰囲気も自分に合いそうだと感じて前向きに検討するようになりました。

当時スカウトを受け取った時はSREのポジションだったのですが、面談で「プリセールスはいかがですか?」と提案を受けて、初めてプリセールスという仕事を知りました。
結果的に、プリセールスとしてのオファーをもらい、未経験ながらもオファーをしてくれたことが嬉しく、入社を決める一番の決め手となりました。他の会社からはSREとしてのオファーが来ていたので、ContractSのオファーレターは特別感がありましたね。

ーー具体的に今のお仕事について教えてください。

今はプリセールスとカスタマーサクセスを兼務しています。
プリセールスとしては、商談で技術的な視点やシステム連携が求められる際に、商談に同席したり、デモンストレーションを行ったりしています。
カスタマーサクセスとしては、エンタープライズ規模のお客様や要件が複雑なお客様を主に担当しています。

今の仕事は非常にやりがいもあり、面白いと感じています。お客様にContractS CLMをご活用頂けると嬉しいですし、どうすれば良いご提案ができるか考える過程もプレッシャーもありつつ、楽しんでいます。
実は入社してまだ1年半しか経っていないのですが、初期からContractSにいるメンバーに「もっと昔からいるイメージ!」と言われるほど馴染んでいるようです(笑)

お客様の課題に深く入り込み、これまで培ったスキル活かして、課題解決に向けて伴走

ーー実際にはどんなスキルが身についていると感じますか?

お客様からいただくご要望や課題を的確に捉え、解決するための提案力が向上していると感じています。前の職場ではインフラを中心に扱っていましたが、今はアプリケーションの連携や総合的な運用方法、さらにはSSOに関するログイン周辺の知識も深まりました。

意外だと言われますが、入社して最初の半年はお客様とのミーティングの度に緊張していました。座学研修やロープレもなく、先輩のお打合せに同席する機会もないまま、いきなりGoだったので、ベンチャーは次元が違うなあ!と驚きました。(笑) 
※現在はしっかりとした研修制度が整っているので、ご安心ください!

ーー印象的なお客様はいらっしゃいますか?

特に印象に残っているのは、大手食品物流企業様です。活用事例の取材時に、「北さんはレスポンスも早く、自分たちに合った提案をしてくださり非常に助かっています。」という温かいフィードバックを頂き、カスタマーサクセスとして良い仕事ができたのかなと実感しました。
従業員さんも全国各拠点に多数いらっしゃるので、法務部の皆さまと共に半年に渡る導入支援を計画的に取り組むことができました。タスク機能の見える化に関するご相談を受けた際には、APIを使用したタスクダッシュボードを作成してご提供しました。ご担当者様に大変喜ばれ、私もとても嬉しかったです。

ーー今後のビジョンを教えてください!

ビジョンというわけではないのですが、現在の目標はプロフェッショナルサービスをお客様に確実にご提供することです。将来的には、ITの持つ可能性を最大限に活用し、お客様や仲間にとって有益な提案や活動を積極的に進めていきたいと思っています。その中で、私自身のスキルや強みもさらに伸ばしていきたいと考えています。

「プロフェッショナルサービス」とは、お客様ごとの課題解決に向けて、ContractS CLMの周辺ツールも含めた動線整理、個別開発、自動化等さまざまなアプローチ方法でお客様の課題に深く入り込んで解決していくサービスです。


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