今の私に要らないものを、手放す決意。
2021/3/17 自分記録no.36「辞めることにしました。」
月曜日から色んなことを考えていました。
今の仕事のことや、これからの仕事のこと、
休日の使い方、理想像に近づくための時間作り、今の私のこと。
月曜日。
仕事で会社の広告を作ったんです。
文字の配置や大きさ、色、順番、イラスト、向き、
1つ変えるだけで、全く違うものになる、見え方がガラリと変わる、
その面白さに改めて気付きました。
社員さんに手直しをしてもらったのですが、
言葉の言い回しで、色んなパターンに生まれ変わっていく広告に、
楽しさが止まりませんでした。
今の私は、きっとデザインに惹かれているのだと、つくづく思いました。
火曜日。
仕事で名刺のデザインを考えました。
社員さんからの提案で、名刺を新調しようという話になって、
すると、「デザインしてみて!」と私に声がかかりました。
名刺のデザインなんてやったことないし、
ましてや私は正社員ではなく、派遣という立場なのに、
「とりあえず、やってみな!」と任せてくれる、
自由で開けた、この環境が素敵だな、恵まれているな、と思いました。
ネットで調べたり、既存の名刺を照らし合わせながら、
ひたすら色んなパターンを考えました。
ラインを入れるのと、入れないのとじゃ、
ロゴを入れるのと、入れないのとじゃ、全く顔が変わった。
楽しかった。面白かった。ワクワクした。
私がデザインした名刺を、社員さんが使う未来が来るのかと想像したら、
少し心が擽られたような気がした。
でも、嬉しい気持ちになった。誇らしい気持ちになった。
まだその未来が来るか分からないけど、そんな気持ちになりました。
水曜日。
今日は、社員さんに「しっかりしてるよね」と褒められました。
見た目が地味だからか、弾けることが少ないからか、
落ち着いている風に見えるからか、
24年生きてきてこれまで、何度言われてきたか覚えてないくらい、
「しっかりしている」と言われてきました。
これまでは嬉しかった。
でも、今日は少しだけ心に宿った思いが違ったんです。
私は、もう24歳。
大学を卒業して、まだ2年しか経っていないけど、
この「しっかりしている」と言われるのは、
あともう少しで、期限切れになりそうな気がしました。
20代後半になったら、その魔法の言葉は通用しない、そんな気がしました。
だから、もっと自分の武器を手に入れたい、そう思いました。
年齢になんて甘えていられない。
捨てること。
ブライダルのアルバイトを、辞めることにしました。
まだ辞める連絡は入れてないけど、
今の私には必要ないことだと、そのことに気づきました。
現在、私は月2回でブライダルMCのレッスンを受けています。
もともと結婚式というハレノヒに憧れがあって、
自分もそのお手伝いがしたい、と思い、スクールに通うことに。
その決意をした頃、
オープニングの結婚式アルバイト募集を見つけたんです。
現場で勉強できるのは強い!と思い、応募し、採用されました。
でも、採用当初は緊急事態宣言真っ只中で、婚礼は全くなくて、
やっと働けたのは12月頃。
採用が決まってから、なんと半年ほど経っていました。
念願だった現場で勉強ができる!と意気込んだものの、
私に任されたのは、フロントスタッフでした。
ゲストさんが来られたら、受付に誘導して、
着付けされる親族の方をご案内して、そんなフロント業務。
アルバイトの年齢層が若くて、
全体を見てみると24歳って結構なお姉さんだからか、
そういう理由で、失礼のないようにしっかり接客をしないといけない、
親族対応などをするフロント業務になったのだと思います。
わかる、その人事の理由は十分理解できています。
でも、私はフロント業務ではなく、バンケット業務がしたかった。
お客様にお料理を運びながら、
司会の方がどんな風に空気を作って、どんな言葉を話していて、
どんな表情で、どんな声色で、会場を包んでいるのか、それを見たかった。
お料理を出しながら司会者を観察するなんて、
そんな高度なことできないかもしれないけど、
でも私は、片耳だけでも傾けて、現場の仕事を勉強したかったんです。
それが、このアルバイトに応募した理由でした。
でも、ここにいると自分の学びたいことは吸収できないんです。これまで数えるくらいしか働いてないけど、私が学ぶべき場所はここじゃない。
フロント業務をしている時は、やっぱり接客で必死だから、
楽しいとか、楽しくないとか、そういうことは考えていないけど、
仕事の前日とか、仕事が終わって駅に向かっている時とか、
「行きたくないな…」とか、「疲れたな…」とか、
そういうネガティブな感情ばかりが溢れてきます。
今週末、来週末も、婚礼があるので働きに行きますが、
今、絶賛「行きたくないな…」と思っています。
こう思ってしまっているなら、辞めるべきだと、辞めると決めました。
デザインの勉強をする時間を確保したい。
好きな本に没頭できる時間を確保したい。
好きなドラマ・映画に浸れる時間を確保したい。
大切な友人と会う時間を確保したい。
時間は有限です。その貴重な時間を、私は使いこなせていない。
なんなら、その大切な時間を捨てている、と言っても過言ではない、
そう思いました。
だから、今の私に要らないものを一つ捨てることにしました。
おりょう☺︎
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