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…簡単じゃない、そのことに立ち向かうこととは。

2021/9/30 ドラマ記録no.57「朝ドラ・おかえりモネ」

先週と、今日の放送を見て、なんかグッとなったので、書いていこうと思います。


20週 ー気象予報士に何ができる?ー

この回は、りょーちんに「え、それ言っちゃうの?!となりました。

島に戻ってきたモネ、その日は幼馴染と部屋でお酒を飲んでいました。三夫と悠人とりょーちんと妹のみーちゃんの5人で。仕事に疲れていた三夫と悠人は寝てしまいますが、その時にりょーちんがモネに、こう言ったんです。

「なんで島に戻ってきたの?」と。

地元のために働きたかったから、とモネが伝えると、

「ごめん、綺麗事にしか聞こえないわ」とりょーちん。

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モネは、大きな覚悟を持って島に戻る決断をしたのにも関わらず、「綺麗事だと思われても仕方ない」と言っちゃうんです。

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え!なんで!って思いました。りょーちんの気持ちも分かるし、モネの気持ちも分かるけど、モネはモネで沢山悩んでやっとやっと島に戻ろうって思えるまでになったのに。なんでそこで…

いや、こんなこと言えるのはりょーちんしかいないけど、3年前に“同情でもいいから側にいて”と泣きついたのは貴方だったじゃん。それなのに、モネに対して「綺麗事にしか思えない」なんて、冷たすぎる…(とか言いつつ、永瀬くんの顔が綺麗すぎて強すぎる。笑)

ここで、ムードメーカーのすーちゃんが居てくれたら、「綺麗事だっていいじゃん!!!!!」って突っ放してくれるんだろうなぁとも思ったり。

先週は、週の最後にモヤモヤが残ってしまいましたね。どうなるのでしょうか。


21週 ー胸に秘めた思いー

公式HPには、こんなあらすじが掲載されていました。

民宿業を再開したいと考えだした亜哉子(鈴木京香)。それを龍己(藤 竜也)は、応援する。一方、未知(蒔田彩珠)は東京の大学で本格的に研究をしないか、という誘いを受けていたが、今の仕事や将来のことなどに思い悩み断り続けていた。そんなある日、百音(清原果耶)の職場のコミュニティFMに、中学3年生・あかり(伊東 蒼)が現れる。授業時間にもかかわらず帰ろうとしないあかり。実は、あかりは亜哉子とある縁があった。

永浦家が、それぞれに抱える悩みが沢山出てくる回になるだろうなぁと予想はつきますね。


では、今日の放送で私がグッときた言葉を簡単にご紹介します。

以前、コミュニティFMに関わっていた山口紗弥加さん演じる高橋が言った言葉。

人の声って、いいじゃない?

これって、私の仕事にも通じたものがあるなぁと感じました。私は、声の仕事をしています。仕事の現場がAIに移り変わるかもしれないという、ちょっと怖い未来もありますが、やっぱり“人の声”って必要なモノなのかも。というより、改めて“人の声”は絶対必要だ、要らなくなる未来なんてきっとないんだ!と前向きに考えられるようになりましたね。

いつまで経っても、人がいる限り、人の声というのは需要があると信じて、私はこれからも“声”の仕事を続けていきたいと思います。

そんな高橋は、もう一言モネに伝えます。

永浦さん見てて、私も思い出しちゃったのよね。助けたい、なんとかしたいって。頑張ってね!

これって結構、モネの背中を押した気がするんですよね。地元のために何かしたいとか、なんとかしたいとか、大切な人の笑顔を守りたいとか、そういうモネの願いが高橋に届いた感じ。

そして、気仙沼でボランティアをしている大学生・水野との会話でも。

私も、何ができるの?って。でも、外から来てくれた人や、一度離れてしまった人間が一生懸命考えるから良くなることもあるんじゃないかって。

島を離れたことを負い目に感じていたモネでしたが、そういう人たちが考えるからこそ何か良いものができると前向きに考えられるようになっていたことに、私は「良かったなぁ」と思いました。

さらに、東京の宇多川さんから貰った絵を見ながら、つぶやいたモネ。

簡単じゃない。

きっと最初から簡単だなんて、これっぽっちも思っていないだろうけど、改めて「簡単じゃない」ことを身に染みて感じたのかな。

多分、りょーちんの言葉が頭をよぎりながらも、簡単じゃないけど、それでもここで頑張るというモネの意思が、この一言で見えた気がしました。


まとめ

段々と最終回に近づいてきた、おかえりモネ。どんな形でいろんな伏線が回収されていくのかとても楽しみです。

果たしてモネは、どんな仕事をやり遂げるのか。菅波先生とはどうなるのか。そして、幼馴染のみんなや島の人たちはどんな人生を歩んでいくのか。

まだまだ物語は続きますが、これからも楽しんで、たまにはドラマに感情を揺さぶられながら、見ていこうと思います。


おりょう☺︎

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