巡り往くもの、また巡り還る。
2021/7/20 読書記録no.44「世界がもし100人の村だったら」
大切な本です。
大事なことを沢山教えてくれる、そんな素敵な本です。
今日は、こちらの本をご紹介します。
この本のバックストーリー。
この本って、
2001年前後からインターネット上で、
チェーンメールのように広まったそうです。
世界的のあれこれを、わかりやすく語りかけるような、
優しくて、強くて、でもちょっと残酷な、心が痛くなるようなそんな話。
私たちに訴えかける「世界村」
この本からは、本当に学ぶことが沢山あります。
物語(全文)
今朝、目が覚めたとき
あなたは今日という日にわくわくしましたか?
今夜、眠るときあなたは今日という日にとっくりと満足できそうですか?
今いるところが、こよなく大切だと思いますか?
すぐに「はい、もちろん」といえなかったあなたにこのメールを贈ります。
これを読んだら、まわりがすこし違って見えるかもしれません。
世界には63億人の人がいますが、
もしそれを100人の村に縮めるとどうなるのでしょう。
100人のうち、52人が女性です。48人が男性です。
30人が子どもで、70人が大人です。そのうち7人が、お年寄りです。
90人が異性愛者で、10人が同性愛者です。
70人が有色人種で、30人が白人です。
61人がアジア人です。13人がアフリカ人。13人が南北アメリカ人。
12人がヨーロッパ人。あとは南太平洋地域の人です。
33人がキリスト教。19人がイスラム教。13人がヒンドゥー教。
6人が仏教を信じています。
5人は、木や石など、すべての自然に霊魂があると信じています。
24人は、ほかのさまざまな宗教を信じているか、
あるいはなにも信じていません
17人は中国語をしゃべり、9人は英語を、
8人はヒンディー語とウルドゥー語を、6人はスペイン語を、
6人はロシア語を、4人はアラビア語をしゃべります。
これでようやく、村人の半分です。
あと半分はベンガル語、ポルトガル語、インドネシア語、日本語、
ドイツ語、フランス語などをしゃべります。
いろいろな人がいるこの村では、あなたと違う人を理解すること、
相手をあるがままに受け入れることがとても大切です。
また、こんなふうにも考えてみてください。
村に住む人びとの100人のうち、
20人は栄養がじゅうぶんではなく1人は死にそうなほどです。
でも15人は太り過ぎです。
すべての富のうち、6人が59%をもっていて、
みんなアメリカ合衆国の人です。
74人が39%を、20人が、たったの2%を分けあっています。
すべてのエネルギーのうち、
20人が80%を使い、80人が20%を分けあっています。
75人は食べ物の蓄えがあり、雨露をしのぐところがあります。
でも、あとの25人はそうではありません。
17人は、きれいで安全な水を飲めません。
銀行に預金があり、財布にお金があり、
家のどこかに小銭が転がっている人は、1番豊かな8人のうちの1人です。
自分の車をもっている人は、豊かな7人のうちの1人です。
村人のうち、1人が大学の教育を受け、
2人がコンピューターをもっています。
けれど、14人は文字が読めません。
もしあなたが、いやがらせや逮捕や拷問や死を恐れずに、
信仰や信条、良心に従って、なにかをし、ものが言えるなら、
そうではない48人より、恵まれています。
もしもあなたが、
空爆や襲撃や地雷による殺戮や武装集団のレイプや拉致に、
おびえていなければ、そうではない20人より恵まれています。
1年の間に、村では1人が亡くなります。
でも、1年に2人赤ちゃんが生まれるので、
来年、村人は101人になります。
もしもこのメールを読めたなら、
この瞬間、あなたの幸せは2倍にも3倍にもなります。
なぜならあなたにはあなたのことを思って、
これを送った誰かがいるだけでなく、文字も読めるからです。
けれど何より、あなたは生きているからです。
昔の人は言いました。巡り往くもの、また巡り還る、と
だからあなたは、深ぶかと歌ってください。
のびやかに踊ってください。心をこめて生きてください。
たとえあなたが、傷ついていても、
傷ついたことなどないかのように、愛してください。
まずあなたが愛してください。
あなた自身と、人がこの村に生きているということを。
もしもたくさんのわたしたちが、
この村を愛することを知ったならまだ間にあいます。
人びとを引き裂いている非道な力からこの村を救えます。
きっと。
この村を愛すること。
世の中がこんな状況になったからこそ、
この本は、より一層刺さるものがある気がしています。
もっと、ちゃんと考えないと、
今、目を逸らしたらいけないと思っています。
多分、これからも、この本は私の大切な1冊です。
今、色んなことを考えています。
私にできることは何があるのか、
日本や世界に向けて、何か力になれることはないのか、
自分の悩みももちろんありますが、
最近、もっと規模を大きく考えるようになりました。
今すぐ、どうこうできるわけではないですが、
いつか、私にもそういう力が身につくなら、
その力が身につくように、沢山たくさん努力して、
社会のために、世界のために、何かを成し遂げられる人になりたい。
そんな野望を抱いています。笑
おりょう☺︎
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