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1人も置き去りにしない、批判しない、呼びかけ方。

2021/1/2 芸能記録no.21「SNSで話題 
日テレ・藤井アナの温かくて強い言葉」


先日、藤井アナの裏側に密着取材した番組は放送されていました。
伝える側として、常に考えていることや、心がけていることなど、
込められている温かい想いが痛いくらいに伝わってきて、
本当に、本当に、感動しました。

私も伝える側になろうと、
その職業を目指していた時期があったので、
多分、人一倍、その言葉が刺さった気がします。

伝える側に立つ人間って、
感情に敏感じゃないといけないし、
色んな人の立場に立って物事を考えることも必要だし、
神経を研ぎ澄ませないといけない、そんな職業だと思っています。

今日は、藤井アナの言葉をご紹介していきます。


心がけていること。

・本当に届く表現なのか
・独りよがりになっていないか
・1人も置き去りにしないこと
・誰も批判しない呼びかけ方

藤井さんの言葉が注目されたのは、感染者が急増した春頃です。
生放送のCM中、現行の裏に文章を書く藤井アナの姿を、
密着のカメラは映していました。


きっかけ。

原点は、東日本大震災だと番組内で話されていました。
2021年になりましたが、
東日本大震災から、ちょうど10年という節目の年です。

その悲惨な状況を目の当たりにした藤井アナは、
どうやって伝えていくかを、ずっと考えてきたそうです。
そうするうちに段々と、
毎日毎日物事を考えるという癖がついていったと話していました。
それがコロナの時期に生きたと感じているそうですが、
どう伝えようか、悩んだとも言っていましたね。


自然と医療従事者に目が向けられていて、
藤井さんも、その流れで生放送をこなしていたところ、
こんなメッセージが届いたそうです。

保育園の先生は、置き去りですか?

保育園の先生について触れていなかった、とその時気付いたそうです。

「私たちは置き去りですか?」という、
気付いてもらえない悲しい叫びに、
「ハッ!」とした藤井アナは、
それ以降、
誰も批判せず、1人も置き去りにしない呼びかけ方を心がけているそう。

医療関係者だけではなく、
保育園の先生も、幼稚園の先生も、学校の先生も、
役所の人も、バスの運転手も、ゴミ収集車の人も、
そしてもちろん子供たちも、
みんなみんな、歯を食いしばって、拳を固く握り締めて、頑張っている。

この「置き去りにしない」というものは、
今の私たちにとって、すごくすごく響くものがある気がします。


実際の言葉まとめ。

そして、その実際の言葉がこちら。
本当に、もうグッと来るものばかりなんです。
そっと優しさが伝わって来る一方で、
強さみたいな、熱さのような、背中を押してくれるような、
そんな言葉を、藤井アナは伝えてくれます。

全国にはまだ感染者の少ない地域も多くあります。
不用意に生活エリアを超えた移動をしないこと、
これが誰かの故郷を守ることに繋がります。
いま誰かのために必要な仕事ほど、皺寄せが激しくなっています。
ですからそこに送られるのは、
非難の声ではなく、拍手であるべきです。
理不尽な非難を受けている人たちが、
世の中を回していることを忘れたくはありません。
お金儲けをしようと思って、開けているお店はないと思います。
ですからいま大切なのは、
生活のために開けているお店への批判ではなく、
お世話になってきたお店への応援ではないでしょうか。
医療関係者も1人の人間です。
初めて出会う患者の命を必死に救っています。
冷たい視線は、今すぐ温かい支援に変えなければなりません。
今日をもって全国全ての緊急事態が解除されます。
皆さんの積み重ねが大きな実を結びました。
まずは、本当にお疲れ様でした。明日から新たな日常が始まりますが、
今まで通り、人との距離を取ることが。
かつての距離を取り戻す1番の近道です。
ここ数ヶ月、みんなで歩いた道ですから、
焦らずに一歩一歩進んでいきましょう。

この言葉を聞いて、多くの視聴者からは、
・言葉がグッと刺さる
・救われた 
・頑張ろうと思った
などというメッセージが、番組でご紹介されました。

私も、この言葉に元気つけられた中の1人です。


番組を終えて。

番組のMCをしていた有働さんは、
自身が務める情報番組と重ねてコメントをしていました。
自粛してください、と最初は言っていたけど、
最終的に感謝の言葉になったと。
「ありがとう」を、ひたすら伝え続けたと話していました。

私はZEROを見ることが多いので、
有働さんがそう言っていたことを思い出しました。
確かに、番組の最後に感謝の言葉をたくさん言っていたな、、、と。

さらに、
「裏側ってドラマがたくさんあって、
ニュースってやっぱり人間のドラマだなと思った。
日々伝えていかなきゃと、改めて思った。」とも話していました。

同じ伝える側の人間として、
有働さんの心には、有働さんにしか分からないことが、
きっと刺さったんだろうな、と思います。


私が感じたこと。

今日、「一都三県に緊急事態宣言の要請」が出されました。
そのニュースが携帯に速報で入ってきて、
4月の怖いくらいに静かになった東京の街が頭に浮かびました。

またあの頃みたいに、
もしかしたらあの頃以上になるのかな、とふと思ってしまいましたね。

これから先、どうなるのか、
これから日本は、どうなるのか、
本当に何も想像ができないくらいに、目の前は真っ白です。

でも、きっと藤井アナは、
これから先も私たち視聴者に優しくて強い言葉をかけ続けてくれる。
そして、有働さんもきっと。

私たちは、強く強く、生きていくしかない。
そのことを改めて実感した、1日でした。


おりょう☺︎

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