3.フィーチャ関連のilogic

フィーチャ機能と言えば自動化で思いつくのはiフィーチャですが
ilogicではどういうことができるのか学習したことをまとめる。

まず、ふつうに作ったモデルは以下の通り。

ふつうに四角を押し出し、円を押し出し、
中の穴を押し出して切除、
最後にねじフィーチャを使って形状を作った。

まず、フィーチャの省略コマンドとは

結果としてこうなる。
指定したフィーチャが省略される。
逆に言えばtrueにすればふつうにフィーチャは復活する。
使い道があるか分からないが頭に留めておこう。

次は色について

ちなみに「黄色塗装」というのは
私が独自に設定した色の設定の名前
そうすることでベースフィーチャの色が変わった。
これは製品のこの部分は赤でこの部分は黄色、またこの部分は
機械加工(みがき)と外見を変える時に便利そう。


次はねじについて
これについてはフィーチャ単体ではなく
「パラメータ→リストを設定」も併用する。

まずは軸についてパラメータにてリストを作成
そしてIF関数にて12の場合と16の場合に分けて
本丸のフィーチャのねじコマンドへ入る。
よって軸のパラメータの数値が変わるだけで
ねじについても変更させることができる。
これは本来のINVENTOR機能では出来なかったことなので
うれしい発見だ。


今度はそれに2.メッセージボックスでの機能を用い
どういったねじなのか表示もしたいと思う。
結果、失敗。
前提が間違っていた。
ねじに関しては何かしらのパラメータを作って入力という手法は取れない。
メッセージボックスのメッセージに上にあるように
「フィーチャ→ねじを指定」よりねじフィーチャの名前を
代入しなければならない。
そうすることでパラメータを変えると同時に
そのねじの内容も表示してくれるのだ。
これは何気に軸物のねじ製作品とかに便利そうだ。
ちなみに今回表示したコマンドの下にある
ねじのタイプ、ねじの等級もメッセージボックスに
入れることで
ISO Metric profile、6gも続け様に表示される。


ちょっとした2.メッセージボックスの復習
メッセージボックスにOKボタンと情報アイコンを追加。
そうするとこの様に表示が変わる。
最後に総まとめとして機能を追加。
軸が12なら穴をなしとする。
軸が16なら穴はあり、ベースの色を赤とする。

結果として12軸と16軸でこのように条件を変えることに成功した。
これは軸物のサイズ違いで何かしら力を発揮しそうな機能だなと感じた。
実践で扱えるように色々とイメージしておきたいものである。

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