若くて優秀な方で当社で働きたいと言う方に伝えたいこと
これはあくまでもコンサル会社の経営者目線で書きますし、非常に厳しい言い方で書きます。厳しいことを言われて精神崩壊しやすい人&他責・批判精神旺盛の人は読まないようにしてください。
イントロダクション
当社には英語が使いたいとか、大きなビジネスがしたいと言って当社の職種に応募してくる方がいます。その際、経営者側である僕が考えることを説明したいと思います。
まずは下記のブログを読んでみて欲しい。
こちらは坂口さんという購買戦略コンサルタントが書いたnoteだ。
こちらを読めば分かる通り、コンサルタントになりたいという人は集客ができる人でなければならない。
また、坂口氏が言うように動画で説明できなければならない。(その意図は「分かりやすく要約して説明できる国語力」が大事だということ)
動画ソフトLOOMの多用
僕自身は海外とのやりとりを動画で説明することが多い。その際、LOOMという動画ソフトをよく使う。なぜ動画で説明するかと言うと、メールで書いていても一定の割合で「話したい」という人がいるからだ。
「話す」ことは僕自身の時間も消費するので極力、避けなければならない。僕自身はつまり、自分自身の時間効率を考えてLoomを使っている。
ただしこれは理にかなっていて、対外国企業には案外向いているのかもと思う。
貢献すること=知的生産=創造すること、が大事
当社で働きたいという人の中には、「ルーティーン業務だけが好きな人」と「非ルーティーン業務もできる人」と2種類いる。
(なお、英語ができる人でも、英語で行うルーテイーンワークが好きな人と、英語でクリエイティブな仕事が出来る人と2種類いる)
前者が得意なことは、「他の人のZoomに参加すること」や「他人が作ったテンプレメールを送ること」であり、それでは、成長しようという意欲がない人なのではないかと思えてしまう。
(ただし、他人が作ったテンプレートを更に自分用にアレンジして、自分だけが使いやすいようにしている人も大した価値が無いと思う)
価値が高いのは生産できる人、つまり、経営者である僕の時間を減らさずに新しい価値を会社に追加できる人、である。新しいことを調査する、経営者である僕に分かりやすいようにレポーティングする、とかである。それらのレポーティングの結果、経営戦略が立てやすくなるのだから、実は価値がとても高い。
逆に、価値が低い人はルーティーン業務で仕事をすることになれており、タスクを依頼するときも一から十まで説明しなくてはいけなくなる。そのような人になるとChatGPTの一歩手前となってしまう。
価値が高い人=1説明すると10理解し直ぐに動ける人
価値が低い人=1理解させるのにこちらが10説明しないと行けない人
自己評価の罠
人間は誰しも自己愛に満ちあふれている。年収100万円の人も、500万円の人も、1000万円の人も、1億円の人も、10億円の人も、自分は正しいー自分はできると思っている。
謙虚な人というのは、そもそも殆ど存在しない。大谷翔平くらいなのではないだろうか。
先ほど、価値が高い人と価値が低い人という書き方をしたが、実際価値が低い人=評価が低い人に限って、自分はよく出来ると思いがちである。
それをダニング=クルーガー効果と呼ぶらしい。
まとめ
当社では通年、優秀な人材を募集しています。ただしここで言う「優秀」とは、「自分の将来の目標のためだけに、当社の業務やノウハウを学ぶのが大好きな人」ではありません。当社が言う優秀とは、「自己と会社の目標のために、業務を学び、会社のために献身的に奉仕し会社の成長をドライブする人」を指します。
「会社のために献身するのは嫌だ」という方は、おそらく当社だけでなく、世界中のコンサルや投資銀行などで採用されないタイプだと思います。そのような方は、おそらく組織で働かない方が幸せだと思います。
今、若い人の数が減っています。一方で大学卒業者の数は25年前よりも増えています。昔は人口の3割が大学に行った時代ですが、今では5割が大学に行く時代となりました。大学の定員も増えていますし、大卒者も増えています。
そのような中で、少し偏差値の高い大学に言って、少し英語が出来るレベルの人は正直実際のビジネスでは殆ど使い物にならない場合が多いです。
ではどのようなスキルが必要なのかということは、説明が面倒なのでこちらをご覧になっておいてくださいませ。