「手段」として考えるマインドセット
はじめまして!
PhotobackのWebマーケティングでディレクターをしている前田です。
2020年になって、はや1ヶ月過ぎましたね!
時の流れは早いですね。
さて、今回は私がWebマーケティングのメンバーとして
日々仕事をしながら考えていることの一つをご紹介します。
Webマーケティングという職業は、
マーケティングという言葉の理解が人によって異なる性質上、
漠然で、捉えにくいということがあるかと思います。
私は、Web広告運用、内部キャンペーン設計、アド戦略立案など
幅広く業務を行えている環境にあるからこそ学んだ、見えたものが
ありました。
運用型広告で日々細かなCTRやCVRなどを追っていくことも大切なのですが、
「ユーザーの心理状況、利用状況を想定し、課題を想定した上で、
事業で解決できそうな方法の一つに運用型広告の最適化に可能性があるためそのタスクをしている」
という意識をベースにもって、
課題ベースかつマクロな視野を意識してミクロな改善に取り組んでいます。
A.)ミクロな部分のみをみてタスクを行う人とB.)マクロな視野も捉えて
ミクロな部分のタスクを行う人では思考プロセスが大きく違います。
例えば、
A.)の人は
最近、■■■の調子が悪い。
(運用型広告でなんとか伸ばせるか…)
運用型広告のCTRが伸びないから、CTRを伸ばすために〇〇をやろう。
B.)の人は
最近、■■■の調子が悪い。
これを解決できそうなものとして、運用型広告がある。
運用型広告のCTRが伸びないから、CTRを伸ばすために〇〇をやろう。
ここで違うのはB.)の人は、運用型広告を課題解決の一手段として
みています。
一方で、A.)の人は運用型広告自体が目的になっているのです。
この違いが影響する場面は、自己の成長にあるとみています。
つまり、Aの人はいつまでたっても、運用型広告の中でしか改善の思考ができないので、運用型広告から逃れられない。
一方でBの人は、運用型広告は一オプションなので、
ユーザーの状況に応じて柔軟に最適な他手段に切り替えることができます。
イメージしてみてください。
生クリームのなめらかさや生地の分厚さにばかり目がいっていて、
そこばかりを改善して、お客さんにもっと買ってもらおうとするケーキ屋さんがあるとします。
そのケーキ屋では、エクレアをケーキ屋では販売していません。
エクレアがほしいというお客さんが増えているけれども、
その分、ショートケーキの生クリームの質を改善しても、
お客さんはエクレアを妥協してショートケーキを買わないですよね。
そこで、先に「生クリームのなめらかさや生地の分厚さ」は改善の手段のひとつと認識しておくと、代替案がすぐ出たりするのですが、
これに囚われすぎていると、ずっと生クリームや生地のせいにして前に進まないのです。
こういう気付きを得られたのも、責任は大きいですが、認識しておくと、代替案がすぐ出たりするのですが、ミクロ&マクロの視点でみられる環境を与えれているからこそなのだと思います。これに囚われすぎていると、ずっと生クリームや生地のせいにして前に進まないのです。
ただ、意識するだけで、毎日の取り組みがだんだんと変わってくるので、
機会があれば、このようなマインドセットでなにか取り組んでみてください!
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