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M:tG 新デッキ作りました

mtgの話。知らない人は回れ右。

mtgアリーナのランク戦(スタンダード)でエスパーやゴルガリ(抹殺者型)のミッドレンジを回していたところ、黒単で《アクロゾズの放血者》と《戦慄の奔出》による瞬殺コンボを入れたデッキと2〜3回当たった。
そこで大いに疑問を抱く。せっかく瞬殺コンボを搭載しているのに、なぜ単色で組むのだろう? 

2体で殴れば16点、3体で殴れば48点
単体では弱い

2024年5月現在、選択肢に入る2色土地はファストランド・スローランドにダメラン、諜報ランドまである。3色以上のデッキですら潤滑に回っているのだから、2色デッキならばトリプルシンボルであっても余裕のはずだ。
つまり、青黒のコンボ特化デッキにすべきだ。

というわけで組んでみたのがこちら。

何がしたいのか大変わかりやすいリストになったと思う。《衝動》と《三歩先》を土台として速やかに上記2枚を揃え、殺す。コンボが決まらずとも、放血者をコピーして殴れば相手は死ぬ。

初めはコウモリがいなかったり《推理》が入っていたりしたが、今の形に落ち着く頃にはあっさりとダイヤ帯に入っていた。さらに今朝、ミシック帯に到達。

オリジナルデッキが成果を出した! 強い! 嬉しい! おまけに比較的安い! これは紙で組もう――と思ったところで、2ヵ月後にローテーションが迫っていることを知る。このデッキで落ちるパーツは《難破船の湿地》と《考慮》。……根幹をなすパーツではないにせよ、速度と安定性に大きく貢献していた2枚である。これは痛い。
《考慮》に関しては、スタンダードに青の1マナ1ドローインスタントが存在しないまま、という事態は考えにくい。次あたり《選択》が来てくれるはず、という希望的観測に縋ろうと思う。どうせ墓地はほとんど使わない。
しかしスローランドを失う痛手は誤魔化しが効かない。どうすっかな……。

以下余談。
私は単色なら黒、2色なら青黒が好きだ。古えのスタンダードでいえば「激動サイカトグ」などが大好きで、近い時期でいえば《絶望招来》が使えた頃の黒単ミッドレンジがとても気に入っていた。初めてミシック帯に入れたのもその時だった。
他の時期にも時折思い出したように青黒を組んでいたりはしたものの、プラチナを抜けられるものは中々なかった。エクスプローラーでのミッドレンジ風の変態魔神でようやく、といったぐらい。

黒の除去と青のドロー・打ち消しで凌ぎつつ最後はビッグアクションでワンパン、そういう意味では激動サイカトグに近い快感を与えてくれるデッキになった。しかもこちらのコンボは相手が無限ライフを得ていようが関係なく即死する。こちらのライフ残り1〜3点からの大逆転、という場面もしばしばあった。
デッキビルダーとしてはトップメタは使わず、それに勝てるようなオリジナルが組めれば最高である。今回作った放血者コンボ(放血奔出と呼んでいる)は、これまで作った中で一番のお気に入りとなってくれたかもしれない。

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