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『コロナ禍の変化、価値観は変わるのか』
ここ2週間ほどで世の中の経済活動もかなり活発になってきた印象です。
医薬品業界でもクリニックでは、感染対策はしているものの必要な訪問に関しては、一部、問題なく対応していただいている状態のようです。
幾度か訪問させていただいている中で感じるのは、久しぶりの訪問を歓迎されている事が伝わってくる時があります。
もちろんそんな状態の時は、こちらもお会いできてよかったな、という気持ちになります。
もともと依頼があって訪問させて頂いているという前提ではありますが、本来の直接会って対応させていただくという事に大きな価値があり、それがユーザー様に対しての付加価値。というものに該当するのかも知れません。
一般的にコロナ以前の多くの企業は、会社の指示で最低限のコール回数(医薬品の製品宣伝)、マストの顧客訪問軒数など強力なノルマや指示がありました。
全てでは無いですが、そこにはカスタマーファーストは存在しません。
先方にとっては、あまり有益でないことを押し付けられている、という印象です。
現在もメールアポイント、Web面談、ダイレクトメール郵送などの対応を強いているところが多いかと思いますが、有益性は果たしてどうなんでしょうね。
少なくとも、押し付け営業のような行為は、他の業界ではほとんど見かけなくなリました。
今までこうだったから本来そういうものだ、という価値観は、コロナ禍を機に変わっていくとも言われていますが、転換期になるのでしょうか。
明らかな実感はまだないですが、ここ数週間で何となく感じた事はありました。
人との接触が制限され、行動の制約もあり、自由が効かない状況が徐々に緩和されてきている時に人が求めるのは、本当のニーズなのかも知れません。
withコロナでは、無駄な事柄が表面化してきています。
いったん白紙にして価値あるサービスとは何かを見直すタイミングなのかも知れません。
今までの慣習は、受け入れられないのか。
新たなアプローチが支持されるのか。
やはり今が、価値観の分岐点なのかも知れません。