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『 2022年の予測 』

1:ジェネリックメーカーの合併が加速する

2:医薬品卸の支店統廃合

3:e-MRの定着

4:オンライン診療・服薬指導の規制緩和

5:調剤薬局の統廃合


1:ジェネリックメーカーの合併が加速する

・出荷調整も依然治らず出口が見えない
・出荷調整、出荷管理、出荷停止など基準ルール明確化
・供給状況による後発品の新規収載制限あり
・薬価ダウンに伴いさらに製造販売中止品目が増える
・利益確保のメーカー格差が広がり存続の危機
・大手ドラッグチェーンとの契約仕入れによる計画生産
・GE兼業メーカーのGEからの撤退
・MRのリストラがさらに加速

2:医薬品卸の支店統廃合

・利益確保が厳しくなり、流通業と営業の役割が明確化される
・配送は全てセンター配送となりさらにMSのリストラ推進
・急配(緊急配送)の有料化
・電話対応の顧客サポートの充実
・販売価格維持により卸間の価格差なくなる
・GEメーカーとのグループ化、契約仕入れ

3:e-MRの定着

・新薬メーカーのe-MR定着
・支店統廃合が進む
・リアルMRは一定数存続するがさらに減少

4:オンライン診療・服薬指導の規制緩和

・規制緩和されハードルが下がるが、診療報酬点数は低いまま
・離島、僻地医療の地域医療でのオンライン活用とドローン配送の確立
・大手参入によりオンラインが身近になる

5:調剤薬局の統廃合

・ドラッグストア併設調剤の店舗さらに拡大
・門前薬局から面調剤(地域)への移行
・調剤薬局の営業権譲渡が活発になり統廃合加速


以上が今年2022年の業界変動予測になります

超高齢化と小児人口の減少や

今後もブロックバスター製品は無し

大型後発医薬品も無し

このような背景の中、ますます市場は縮小傾向で

厳しい状況は続くことになりそうです

経営層の3年〜5年を見据えた戦略が重要になってきますね


顧客は今、どんなことに悩んでいるのかをしっかりと理解し

寄り添って提案でき情報提供していくことが大切ですね

数年先を見据えた行動や思考を身につけておきたいものです

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