【必見】スマホを無くした僕から学んでください<後編>
昨日の続きになります。
iPhoneを紛失し、Apple IDのパスワードを忘れ、何回も入力していたのでIDがロックされる、そしてキャリアである楽天モバイルに助けを求めに行く、といった前編でございました。
スマホを持たずに外出するって凄く新鮮、しかしポケットからのスマホ圧が無いのが何だかパンツ履かずに外出しているくらい違和感。
イオンモールの中を闊歩。
楽天モバイルに到着。
ここ、いつも混んでいるので待たされるかなと思いましたがすぐに案内される。
事情を説明すると、SIMの再発行をし、楽天モバイル店舗スマホに挿入する、そうすることでID復旧再リクエストをした際に携帯番号認証ができるようになる、ということで実行!
30分程度かかったが何とか復旧リクエストは完了。
SIMカード交換は0円なんだって。
楽天モバイル、いろいろ言われているけど後から参入してよく頑張っていると思っています。
さて、家に戻る。
PCメールを開く。
Appleからのメールだ。
簡単に要約しよう。
「へい、しみず。あなたのID復旧は12月20日13:55に出来るぞ!しかしこれを早めることはできないんだ。時間になったらメールするからな」
3日かかるんだ…これぞアメリカ的。
日本だと
「大変困っていらっしゃると思いますので弊社も迅速に対応させていただきます」といい、その後の電話で
「お客様大変恐れ入りますが復旧には時間がかかってしまい20日までお時間いただければと思います」
のようなやり取りを数回繰り返すんだろうなと思う。
紛失補償に入っていた私、AppleIDがないとそのサービスも申請できないので3日間動くことが出来ない。
さあどうする?
もう一度タクシー会社に連絡したり、警察に連絡したり、歩いた道を戻ったりした。
しかし無い。
そういえば家に昔使っていた楽天の機種があるな。
キャリアを楽天モバイルにする際にiPhoneから一旦楽天HANDという機種に変え、非常に使用しづらいのでiPhoneにすぐ変えるということをした現在自宅で息子のゲーム用に使用しているこの機器。
これを一時的に使おうということで電話番号を楽天HANDに移す。
LINE等はPCで返せばよい。
日曜日、月曜日を過ごす。
普段は全く問題ない、しかし電車の移動中は少し変化が。
LINEを返せないし、いつもスマホを見ていたので結構暇。
やることが無い。
運命の火曜日、PCの前でappleからのメールを待つ。
本当にapple、13:55ぴったりにメールが来る。
「へいしみず、ここから復旧してくれ」
アメリカンスタイルである。
無事パスワード再設定が終わりAD復旧。
早速「iPhoneを探す」機能を使用。
電源が切れているので最終で電源が入っていた所しか分からないが…
ん、熱田区?ガソリンスタンド?なかなか遠くまで行ったものだ。
ということは
①誰かが拾って警察に届けずに所持している
②タクシーの隙間にまだ入っている
③すでにブローカーに渡っている
どれかかな。
実はgoogleアカウントも少し確認でき、タクシーを降りたのは深夜1時、その1時間後の2時に誰かが触った履歴が残っている。
私の自宅からタクシーの所在地までgoogleマップで検索すると1時間ほど。
私は先ほどの予想で考えると、タクシーの隙間にあり運転手が見つけ、警察や会社に伝えず所持、何日か乗務しガソリンスタンドで給油時に電源落ちる。現在はブローカーに流れている。こういうことだと思いこんでいる。
そのタクシーにはもう乗らない。
「そういえば社用スマホ余っていませんでしたか?」
メンバーの一人が教えてくれる。
そういえばiPhoneSEが余っていた。
しかし、番号の変更等はすぐには出来ないので、iphoneにLINEなどを入れて、楽天HANDでテザリングをし続け、新しいiPhoneが到着するまで2台持ちでしばらく運用しよう、ということに。
紛失という震災が起きたあと、2時間程度の作業で仮設住宅までは建ったかな、という現在の状況。
改めてIDやPWの管理、バックアップの必要性、ものすごく感じました。
さらにスマホが無くてもまあまあ生活できるな、とも思いました。
少なくとも土日競馬やらなかった(やれなかった)しね。
必要でないアプリも整理できると思います。
まさに「出直しの法則」。
非常に危機管理という点で勉強になった1週間でした。
皆さんはこの体験をせずに危機管理意識が高まれば幸いです。
‥、いやしみずよ、皆、IDやPWしっかり登録しているよ。
あと、そもそも飲みすぎないしね。