第三次世界大戦への潮流を探る(1)|開戦への序章
皆さん、今日は!
永野由美と申します。久しぶりの日本です。
ジュンさんやルミさんが投稿しているので、
ご挨拶に私も投稿させていただきます。😊
日本の皆さんもご存じだと思いますが欧州全域の約半分の広範囲な地域で雨が降らず熱波が続き干ばつによって農業その他に深刻な影響が出ています。その一方でロシアとの関係が悪化して秋から冬にかけての食糧・エネルギー不足が大きな問題になっています。
昨日13日、ロシア国家安全保障会議のドミートリー・メドベージェフ副議長は、同日、ウクライナ大統領府が発表したキエフ安全保障条約の草案について、第三次世界大戦の序章になると批判しました。
今年2月24日、ロシアは国境に隣接するウクライナのドンバスエリアを解放するための特別軍事作戦を開始しました。
プーチン大統領は、作戦の目的は「8年間ウクライナ政権によって弾圧され大量に虐殺されている人々を救い守ること」だと説明し、目的を達成するためにウクライナの非軍事化と非ナチ化を実現すると言明しました。
プーチンの演説を聞いてください。彼はロシアの大統領としてすべきことをしているだけではないでしょうか?
日本の売国総理とちがいプーチン大統領はロシアを日本のように支配しようとする西側戦争屋に対して敢然と勇敢に戦い国を守っているのではないでしょうか。
日本を含む西側諸国のマスコミがウクライナ政府の犯罪を調査報道し、事実が日本国民に伝わったら、日本人はロシアに対する非礼を知り赤面することになるのではないでしょうか?
米国、欧州、中東でも確実に衰退しつつある戦争派勢力。このまま進めば、すべての悪事が明るみになって一巻の終わりです。トランプたちナショナリストの平和派は秋の中間選挙に向けて戦争派の悪事を暴く情報のリークを始めるかもしれません。そうなれば、戦争派は失脚です。
どんなことをしてもロシアを巻き込んで第三次世界大戦を起こしたい。それが戦争派が生き残る最後の手段です。
ウクライナ情勢はロシア完勝で勝負はつきました。
にもかかわらず、どうしてもロシアを巻き込んだ第三次世界大戦を引き起こしたい戦争派が切ったカードがウクライナの安全保障草案です。
メドベージェフが指摘した通り、ウクライナの安全保障草案は、1949年のワシントン条約/北大西洋条約の第5条「NATO加盟国の1国に攻撃があった場合その他の加盟国にも攻撃があったとみなして加盟国共同で防衛する」という集団的自衛権をウクライナに適用することになります。
それが現実になれば、NATO対ロシアの戦争に突入です。第三次世界大戦の勃発です。
既に、プーチン大統領は、その事態を予測して忠告した上で、もし、ロシア対NATOの戦争になれば、戦術核兵器の使用も躊躇しないことを示唆しています。
戦略核兵器とちがい、戦術核兵器の使用はほぼ確実だと思われます。米国トランプをはじめとする世界の平和派が国の実権を握るのが早いか、それとも英国米国イスラエルをはじめとする戦争派がロシアを戦争に巻き込むのが早いか?
第三次世界大戦の勃発を止めるのは日本をはじめとする48の西側諸国の世論です。事実を知らずにロシアを悪と決めつけてマスコミに煽られるがままに戦争派が望む世論形成が続けば、第三次世界大戦は必ず起きます。