結婚 それは人生のパラダイス
こんにちは、アキラです。
写真は、ボクが一番好きな映画、1999年公開の「ノッティングヒル」の好きなシーンの中で、ジュリア・ロバーツが、一目惚れしたヒュー・グラントに、突然、自分からキスをする場面です。自然に美しく流れるようなジュリアのキスが大好きです。
ボクにとっては宝石のような映画で、二人の駆け引きしない素直な恋愛ストーリーは、観ていてストレスがなく、互いの無償の愛に感動し結婚したくさせる名作です。ボクの、結婚観に大きな影響を与え続けている作品です。
結婚名文句をググってみました。
ふ~ん、どれもいまいちピン!とこないけど、
見たなかで、ボクのイメージに一番近いのはこれ、
結婚を成功させるには何回も恋に落ちなきゃ!それもいつも同じ人に…
ミニョン・マクローリン
結婚って、そうだと思う。
恋人への想いが「好き」とか「愛してる」じゃなくて、
「好きで好きで仕方がないくらい好き」とか「愛しても愛しても愛しきれないほど愛してる」とか。。。
だから、一緒にいるだけで幸福感が満ちるのだと思う。
もし、ギブ&テークの関係なら結婚する必要なんて全く無い、むしろ、結婚は邪魔になると思う。
結婚して幸福感を堪能できるのは、無償の愛を与え合う男女だけだと思う。
たとえ恋人同士でも、相手から与えられるから与える、自分から与えるから与えられる、というギブ&テークの関係なら、結婚は、しない方がお互いにストレスなく、うまく行くと思う。
しかし、恋人同士が、相手の行為には関係なく無償で与えちゃう、自分の行為には関係なく無償で与えられちゃうという関係なら、結婚によって幸福感が倍増するのは間違いない。
だから、ボクが結婚を一つの文句で表現すると、
結婚は無償の愛の証
ボクの周りでボクが知る限り、無償の愛の証として結婚した男女で離婚したケースは、ほぼゼロです。それに対して、無償の愛ではなく、その時の一時的な「好き」とか「愛してる」だけで結婚した男女が離婚したケースは数え切れません。
ほぼゼロの離婚率で注目すべき点は、
無償の愛の証として結婚した夫婦が離婚しない大きな理由に、
夫婦セックスにとても満足している
という点です。
ボクの父親は日本人、母親は日本人とスウェディッシュのハーフなので、生まれたボクはクォーター。
生まれたのは英国、日本で中学時代を過ごし、その後は米国で暮らし、大学は英国と米国、今は仕事の関係で日本にいます。
欧米での生活が長いので、結婚に対する考え方も、日本人とは大きくちがいます。
とくに、上述の夫婦セックスの相性については、幸福感に満ちた夫婦生活を営み続けるための最重要な問題だと思います。
当然、婚前交渉についてのボクの意見は日本人と大きく異なると思います。
ボクは、婚前交渉のない結婚は100%考えられません。
その理由は、十分な時間をかけて、お互いのセックスの相性を確認した上でなければ、その後の長い人生を伴に暮らす結婚へ進むことなどあり得ないからです。
勿論、お互いに強く惹きあって、短時間で結婚しても、セックスの相性がピッタリだったという可能性はあると思います。
しかし、それは偶然であって必然ではありません。
先日、誘われて、3人の女友達とお喋りした時、夫婦セックスの話になり、意見を聞かれたので「ボクは60になっても夫婦で愛し合い悦びを共有できるように努力する」と話したら、一人が「そんなの想像したら気持ち悪い」と言いました。
シニアカップルのセックスを想像したら気持ち悪い
ボクは、彼女の言葉に大きな違和感を覚えました。
ボクのイメージでは、シニアセックスは、美しく洗練された気品を湛えた男女の営みです。
妻を愛するがゆえに、夫を愛するがゆえに、お互いがお互いのために、いくつになっても、美しい男と女であろうとする二人の姿が浮かびます。
フランスの詩人、シャルル・ボードレールは、
結婚は人生の墓場である
と表現しました。
なんと哀れな文句でしょうか、
きっと、この男は、女に無償の愛を与えちゃったことも無ければ、女から無償の愛を与えられちゃったこともないんだろうな。。。