【就活最前線】就活にのまれるな/後編 **就活生の両親必見**
#写真からnoteを書こう 第10回目です。
前々回のイントロ的な記事でも記載しましたが、
就活が原因で、自殺してしまう学生が非常に多いこと。
私の友人もストレスで何度も倒れていたこと。
そんな日本の就活に立ち向かうべく、就活生は奮闘しています。
そしてそれを一番近くで見ることのできる、両親、友人、恋人、全員で少しでも支えてあげることができれば、就活生も楽になれるのではないでしょうか。
特にご両親。学生生活で、子供の助けをしてあげられる最後のチャンスかもしれません。恥ずかしい思いや、煙たがられることもあると思いますが、臨機応変に対応し、納得のいく就活ができるようにしてあげてください。
まずは、今の就活の流れをざっくりと。
パターンは基本的に二つで①インターン経由と②本選考です。
①インターン⇒面接(複数回)
②ES→Webテスト⇒グループディスカッション⇒面接(複数回)
が一般的な流れですね。
この下準備として、OB/OG訪問があります。企業の先輩に話を伺い、会社の仕事内容や特徴を把握するためです。ここでできる準備としては、知り合いの会社員を紹介です。しかし、コネ的な側面になりかねず、学生が本望でない会社に忖度して入社することに繋がる可能性もあるので、紹介の仕方には気を付けましょう。
ここからは、上記の選考フローで陥りがちな学生の悩みを3つ取り上げ、力になれる方法をお伝えします。
①自分の強みが分からない
就活で一度は聞かれるであろう自分の強み。自分の強みを今、ぱっと回答できますか?私自身も当時は全く分からず、何度も相談し、ノートに書きまくりました。でもこれって、ずっと近くにいる人が一番知っているのでは。。
上京しているなど関係ありません。特別な事情がない限りは、両親が一番同じ時間を過ごしてきたはずです。あなたの子供の強み、なんですか??
ただ、直接「あなたの強みはxxxだよ!」と伝えるのは得策ではありません。そればかり頭に残ってしまい、発想が限定的になってしまいます。
なので、こんな伝え方はいかがでしょうか。
「あなたは人懐っこい所がすごくいいけど、どうやったら会社で活かせると思う?どんな後輩なら、同じ会社に入ってきてほしい?」などです。
強みを伝えつつ、それをどのように活かせるかを自分で考えさせる。そして、それを考えるヒントを少しだけ伝える。
こんな伝え方なら、両親も照れくさいことはありませんし、学生の自主性も尊重できます。
ポイントは、強みを強要せず一案として伝える、どうやって活かせるかを考えさせることです。伝え方に迷った場合は、コメントください。私でよければ就活生のために、いくらでも相談に乗ります。
②ESや面接で話す内容が正しく伝わるか不安
①で、話す内容が決まっても内容が論理的で、初対面の人事に正しく伝わるか不安に思うことは少なくありません。
普段の雰囲気や話し方を知っている人であれば、ニュアンスが伝わりますが、人事相手にそうはいきません。
両親、友人誰でも問題ありませんが、話を聞いてあげた後に、内容を復唱してあげてください。そして本人が考えていたことと同じかどうかの確認をします。おそらく、伝わっていない温度感や感情があるのではないでしょうか。
人事は何万という学生の話を聞く立場です。綺麗に作られた話だけでは、面接は通過するかもしれませんが、印象に残りにくいでしょう。学生本人の、熱い部分や感情の変化をはっきりと伝え、人事も共感できる内容にしましょう。
話し方も重要で、ペースを変えながら、抑揚や語尾などにも注目してみるとより伝わる話し方ができるかもしれません。
話し方に不安がある、どんな話し方をアドバイスすればいいかわからないといった時はこちらもコメント欄まで。話し方や発声の勉強も経験があるので、力になれると思います。
③内定が取れず、周りから遅れていないかと焦る
①②と乗り越えても、最後に残る重圧がこれです。
特に優秀な学校に通う学生ほど、周りがどんどん内定を獲得し焦る事でしょう。ただ、これは就活の本質を掴んでいないために起こる現象で、本来の納得いく就活ができていれば焦ることはないはずです。
就職しないで稼ぐ手段はあふれていますし、就職することがゴールではないからです。また、失敗はダメなコトといった日本の文化面も起因しています。
何のために、なぜ就活をしているのか。その企業に落ちた場合、人生は終わりなのか。冷静に考えられる時間を作ってあげてください。就活というプレッシャーの中では、自分を見失いうことも仕方ありません。
第三者目線で、冷静に話を聞き、俯瞰する時間を作ってあげることでストレスから解放されると思います。
また、失敗から学ぶマインドを持たせてあげられれば最高です。絶対に学べることはあります。人事を否定するのではなく、自分を高めるために失敗を活用する。この考え方ができれば、失敗も怖くありません。
以上、3点とそれに対するアドバイス方法をお伝えしました。
まだまだ記載したい内容はありますが、一先ずここまでとしたいと思います
私自身、同期や後輩のサポートをして気づいたこともたくさんありますが、文字だけではまだ伝えきる文章力がなく、申し訳ないです。
コメント欄に記載いただいた内容は、確実に回答いたしますので気になったことや困っている方がいたらこちらを紹介してあげてください。
少しの気配りで就活生は楽になれます。若い命を、失わないためにも少し行動してみてはいかがでしょうか。
ご精読ありがとうございました。