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私の発想力パワーはアンパンマンと同じ

私とアンパンマンの共通点

日本人の子供たちが、一度は好きになる”アンパンマン”。正義のミカタで、子供たちを守るために戦ってくれる頼もしいヒーロー。そんなアンパンマンと私の共通することがあるなと感じた瞬間があった。

それは、”弱点があるということ”。
必殺アンパンチをくり出すアンパンマンは、いつも強くて、勝率が100%かと言えばそうではない。アンパンマンにだって弱点をつかれて負けることだってある。そこがアンパンマンの人間味ある一面で、共感が持てるポイントだと思う。

アンパンマンは、顔が濡れたり汚れたりするとマンパワーが発揮できなくなって、戦闘不能になってしまう。回復する方法は、たった1つ!ジャムおじさんに新しい顔を焼いてもらって、顔を交換してもらうこと。

一方で私はどうかと言うと、自らの得意スキルである”発想力”を1日中発揮し続けるには条件が必要で、条件が揃わないと疲弊してマンパワーを発揮することが困難になる。それが弱点なのだ。

その条件とは、新しいアイデアを創り出す時間(脳をフル回転させる)とリラックス時間(脳に栄養を与える)のバランスをコントロールすること。実体験から言えることだけれど、どちらかが多くなっても、少なくなっても十分なチカラが出ずに不発で終わってしまうこともある。

世のビジネスパーソンは、1日8時間と労働時間を決められたら、キッチリ就業時間を守ってロボットのように働き続ける。資料をまとめたり、メールの返信をしたりといった、淡々とした作業ならそれでもOKだけれど、”発想力”・”直感力”・”伝え方力”などは、机に長時間カジリついたからって発揮できるものではない。

なのに、まわりに合わせて”脳をフル回転させる時間”ばかりに重心を置いてしまうと、一気にパワーが急降下して、顔が濡れたアンパンマンのように戦闘不能状態になってしまう。

だから私にとっては、会社で周囲と同じタイムマネジメントで動くよりも、自分の脳やオリジナルペースで働く方が、ベストな自分でいられる。


新しい顔交換じゃダメ!発想力を回復させるには

アンパンマンみたいに、新しい顔を焼いて取り換えるだけだったら簡単でいいけれど、人間はそう簡単には切り替えることができない。とくに発想力を回復させるには、2つの要素を意識しておかなければならない。

①タイムマネジメントをしっかりコントロールすること
②思考タイムとリラックスタイムを使いこなす

①タイムマネジメントをしっかりコントロールすること

現代のビジネスパーソンは、作業的・時間的にも、マルチタスクになりがちな気がする。コロナ渦以降に求められる作業は、今までとは違うスキルを要求され、また慌ただしく進められるプロジェクトの作業時間も、自分のペースで行うというよりも、まわりに影響しやすい環境になっている。

そんななかで、”自分のペース”でタイムマネジメントを整えることは難しいかもしれない。だけど、とかく発想力を最大限発揮するには、自分自身で時間をしっかりコントロールする必要がある。

それはなぜか?

それは、”淡々こなすだけの作業”と”発想力を必要とするクリエイティブな作業”は、まるで脳の使い方が違うからです。”淡々こなすだけの作業”なら、きっと時間をかければかけただけ成果があげられるし、正直そんなに頭で考えなくても達成できる。

しかし”発想力を必要とするクリエイティブな作業”をしようとした場合、脳内はフル回転する必要があるし、また人間が集中できる時間は、(個人差はあれど)20~60分程度と決まっている。しかも集中できる時間帯によっても、効果的に成果があげられる時間とそうではない時間がある。ちなみに私は、朝起きてから11時頃までが、脳の機嫌が良く、発想力も絶好調です。

そう考えると、やはり1日のタイムマネジメントをしっかり決めて仕事をする方が、断然ベストな発想力を発揮することができると思う。

②思考タイムとリラックスタイムを使いこなす

そうは言っても、タイムマネジメントをするだけでは最大限チカラを発揮できるとは言い切れない。発想力をマンパワー出そうと思ったら、”リラックスタイム”も必要不可欠な時間になる。

なにか新しいアイデアを考えようとするとき(=思考タイム)、机にかじりついて悩んだところで、到底”良いアイデア”なんて思いつくはずもない。。。そんなときは、悩んだあとに”リラックスタイム”を挟むと、ふと固定概念が外れて”いい感じのアイデア”が浮かんできたりすることがある。

これは脳の構造を上手く活用した方法なので、一見怠けているように見えるけれど、実際のところは効率的に発想力を回復するアクションなのだ。

つまり、発想力を回復するには、”淡々こなすだけの作業”・”思考タイム”・”リラックスタイム”を上手く盛り込んだタイムマネジメントをすることが重要ということ。アンパンマンでは、決して出てこないストーリーだと思いますw


発想するときは子供になった気分で♪

でも、発想力を回復しようとするとき、アンパンマンと共通する方法があります。それは「子供になった気分で発想力働かせること」。

発想力の最大の敵は”固定概念”。これは、大人になればなるほど固定概念に縛られていくという呪縛がある。年を重ねるごとに増える知識や経験が、かえって固定概念化してしまうからだ。

そこで効果的な手法の1つが、子供の気分になること。大人な考え方だと、「こんなの絶対ありえない!」とか「実現するわけがない!」と思いついたそばから否定し始めるけれど、子供に戻った気持ちでアウトプットすると、どんなにバカバカしいアイデアでも、たくさん溢れてくる感覚を覚えることができる。

そう!それでいいんです。

それこそが「アイデアの原石」。
まだ磨く前のアイデアをたくさんアウトプットして、それから少しずつまとめたり、整理したりしていくことが理想的な発想力の発揮の仕方です。

現代では、このアイデアの原石をアウトプットすることに悩む大人が多いのです。騙されたと思って挑戦してみてください。くだらないアイデアでも、なんか楽しいと思える瞬間がきっとあるはず!

大人になると、なかなかアンパンマンを観る機会はないかもしれないけれど、発想力を鍛えるためには、ジャンルを問わず、さまざまなことを見たり・学んだり・体験したりすることをオススメします。

私も、新しい観点で自分を見つめたり、発想力を鍛えるキッカケを作ることができました!

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