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【地域で輝く学生vol.49】~ヴィクトリーナ姫路スポーツビジネスコンテスト・運営学生レポート(3) 約半年間を振り返って

 8月から行われていた、「ナガセケムテックス株式会社presents ヴィクトリーナ姫路×大学コンソーシアムひょうご神戸 スポーツビジネスコンテスト」が先日、最終報告会を迎えました。今回は、約半年間に及ぶプロジェクトを支えてくれた、学生運営代表の兵庫県立大学3年本橋凜さんのレポートを紹介します。


リベンジの気持ちを強く持って臨んだ今年のビジコン

 私は、昨年度初めて本ビジネスコンテストの運営スタッフとして参加しました。まだまだ未熟だった私にとって、同世代の学生運営代表の方の臨機応変さなど、日々学ぶことが沢山あり、やりがいをもって取り組めたプロジェクトでした。しかし、オンラインでの活動が主だったこともあり、交流の機会が少ないという印象を抱きました。先生からのフィードバックでも同じような意見がありました。そこで、大学間の垣根を越えてつながり、関係者全員がやってよかったと思えるビジコンにしようと決心し、今年度も参加することに決めました。

自分らしさ・やりがいを発掘

司会を担当して

 昨年度運営学生として参加した当初からプレゼン大会での司会を任せていただいていました。とはいえ、いただいた原稿の通りにタイムキーパーの指示を待って読むだけで、オリジナリティを出せずにいました。大きな間違いをすることはありませんでしたが、堅い印象になっていたのではないかと思います。今回は、場数を踏んだことも後押しし、台本にある文言だけでなく、時折自分の言葉を交えながら進行することができました。緊張気味のプレゼンターの学生に目を配ったり、質疑応答の際には審査員の方の表情を伺いながら質問がないかどうか様子を伺ったりして工夫しました。話す言葉だけでなく、視線や表情、全身に神経を使って取り組みました。その成果もあってか、「今までで一番良い司会だった」ともお声がけいただき、とても達成感がありました。

学生交流会の実施

 10月の中間報告会と今回の最終報告会では、昨年はなかった学生交流会を新たに取り入れました。せっかくの対面での機会を利用して、「大学の垣根を越えて楽しめるレクリエーションがあれば」と思い、企画しました。
 10月7日の中間報告会では、第一弾としてクイズ大会を実施しました。「ヴィクトリーナ姫路の初代監督は誰?」「ナガセケムテックス株式会社の本社はどこにある?」「兵庫県内には大学はいくつある?」など、本ビジネスコンテストに関連した問題を出しました。みなさんはいくつ分かりますか??閉会後には、ナガセケムテックス株式会社の方から直接、「あのクイズ、よかったね!」と言っていただき、目標であった「関係者全員がやってよかった」と思ってもらえることという目標に一歩近づいた気がしました。
 今回の最終報告会では、第二弾としてお絵描き伝言ゲームを行いました。与えられたお題を制限時間内に絵に描いて、お題を知らない次の人にパスしていくゲームです。短時間で参加学生の距離をグッと縮められた企画だったと思います。みんなの楽しそうな表情や素振りを見て、本当に企画してよかったと思いました。

学生交流会の様子

今後に生かしたいこと

 会全体としては盛会で、終了後に各大学の垣根を越えて学生同士が話していたり、私自身も連絡先を交換したりするなど、当初の目標であった交流の促進は達成できました。また、参加学生の一人から、「いつも交流会の準備ありがとうございます!」と言っていただき、これまでの経験や努力が報われた気持ちで感無量でした。
 しかし、一点反省点があります。それは進行時間が押してしまったことです。開始すぐの時点で既に少し押していたのですが、その遅れをなかなか巻き返すことができずに最終的には10分ほど会が長引いてしまいました。特に、表彰式の前後は人の行き来があり、想定していた以上に時間がかかってしまいました。今後は、進行を細かく細かく細分化して、ゆとりのある企画運営にしたいと思います。
 改めて、約半年間、このプロジェクトに携わることができ、今年も本当に良かったと思います。主催者であるヴィクトリーナ姫路、大学コンソーシアムひょうご神戸の皆様、そしてご協賛いただきましたナガセケムテックス株式会社の皆様、そして学生のみなさんにこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!

一緒に運営してくれた後輩と

記:兵庫県立大学国際商経学部グローバルビジネスコース3年 本橋凜