
2024年度 賛助会員と加盟校の懇親会
開催の趣旨
賛助会員に日頃の協力への謝意を示すとともに、兵庫県の活性化のために、コンソーシアムが大学と企業、自治体を繋ぐという新たな仕組みづくりに向け、コンソーシアムの活動理解とより一層協力を促す意見交換の場となることを目的とし、開催いたしました。
1. 日 時
2024年12月9日(月)18:00~19:30
2. 場 所
神戸ポートピアホテル 本館地下1階「宴会場 偕楽」(GBAC STAR認証済施設)
3. 参加者
合計 148名
(内訳)
・賛助会員企業 44社74名
・大学 20校40名(理事・監事10名、その他学長・副学長5名、教職員25名)
・自治体 兵庫県3名、9市町12名
・協定締結先団体 3団体5名
・事務局職員 14名
4. 総合司会
神戸学院大学 学生放送局 岩田 望さん、大田 睦さん
5. 次第および内容
1)開会挨拶:中村 恵理事長(神戸学院大学 学長)

まず初めに、中村理事長から開会の挨拶がありました。
「社会環境の変化に伴い大学の現場も進化し、産官学連携は学内でより重要視されていると認識しています。よって、学生が将来社会で活躍するための基盤を築くことが重要であるという観点から、大学は産業界や自治体等に、求められる資質についてご意見を聞く必要があります。本懇親会が、各大学と産業界が今後の社会の中で必要となるものを掘り下げる機会となることを願っています。」
以上の挨拶をもって、懇親会を開会しました。
2)活動報告
大学コンソーシアムひょうご神戸の理念、組織体制、事業内容、活動概要の説明の後、5名の学生による活動内容の説明と、活動を通して得た学びや気付き、そして自身の成長と次のステップでどう活かしていくかについて発表がありました。
【テーマ・発表者】
◆企画運営事業:「企業課題解決プログラム」
神戸親和大学 文学部国際文化学科 2年生 森本 結海さん、花岡 菜摘さん
神戸親和大学 文学部心理学科 2年生 平石 あかねさん、三木 捺深さん
神戸親和大学 文学部国際文化学科 教授 河野 泉氏
㈱マルヤナギ小倉屋 本社営業部 マネージャー 田中 未奈子氏
◆キャリア事業:「ひょうご留学生インターンシップ」
関西学院大学 国際学部国際学科 3年生 尹 睿志(ユン イェジ)さん

文学部心理学科 2年生 平石 あかねさん、三木 捺深さん

神戸親和大学河野教授からは「店舗を訪問することで具体的な商品イメージを得たうえで、意欲的に課題に取り組むことができた。学生が実際の商品開発プロセスを学ぶことができる貴重な機会を得た」とのコメントが、また㈱マルヤナギ小倉屋田中マネージャーからは、「企業としては新たな視点や気づきだけでなく、新たなファンの創出等、大きな収穫が得られた。業務への負担を懸念していたが、コンソが仲介となり、企業側の負担を軽減するようコーディネートしてくれたことが大きく、今後、ビジネスを加速させたい企業に是非チャレンジして欲しい」とのコメントをいただきました。学生の、フレッシュかつ優れたプレゼンテーションと、それを支える大学と企業のお2人からの言葉に、参加者から温かい眼差しが注がれました。
3)乾杯:森 康俊副理事長(関西学院大学 学長)

「学生の活動報告にあったとおり、各加盟校、学生、賛助会員の皆様と多くの出会いにあふれた2024年だったと感じています。2025年8月末には、全国の大学コンソーシアムを迎えることになっており、加盟校で準備を進めてまいります。賛助会員の皆様にもご協力をお願いします。」との挨拶の後、乾杯の音頭を取られました。
4)ご懇談


飲み物と軽食をとりながら、リラックスした雰囲気の中にも積極的な名刺交換が行われ、交流を深める姿があちらこちらで見られ、終始熱気に満ち溢れていました。参加された皆様のお声の一部をご紹介いたします。
◆加盟校の声
・特定の専門分野に特化した大学であるため、就職活動等において自学の学生が他大学学生と良い関係を築けるか不安を感じているが、異なる背景を持つ学生と交流を深めることでの相互に学び合える機会は有用であり、今後もコンソの活動に期待している。
◆賛助会員の声
・学生発表を通して、「企業課題解決プログラム」が学生に企業への興味喚起や、新たなファン開拓の一助となっていることが理解できた。
◆自治体
・「企業課題解決プログラム」の学生発表を聞いて、大学との繋がり方に関して新たな視点が持てた。大学と繋がる必要性とともにコンソを通じて大学と接点を持てることを知る機会となった。
・自治体においても価値のある機会だと感じたので、今後も参加したい。
5)閉会挨拶:中井 伊都子副理事長(甲南大学 学長)

「今回、初めての試みとして、県下の自治体の皆様にもお越しいただき感謝申し上げます。先程、森副理事長からもお話がありましたが、阪神・淡路大震災30年となる2025年、全国44のコンソーシアムが集う会を兵庫の地で開催します。賛助会員の皆様にも案内させていただきますので、兵庫らしいコンソーシアムのあり方をぜひ見に来てください。また、コンソとして様々な活動を展開していますので、引き続きご支援をお願いします。」との挨拶とともに本日出席の謝意を述べられ、散会いたしたました。
当日の様子は、神戸新聞にも取り上げられました。