うちの柏の木
庭に柏の木があります。
引っ越しが決まって、新しい庭に何を植えようか決める時、柏は絶対!と決めていました。
理由は、「うちはおとこのこばかりだし、節句に柏餅を自分の家の柏で作ってみたい」という単純で私1人の気持ちだけの理由です。
でも実は、未だに自作の柏餅を作った事がありません。
そうです。実は私ズボラなんです。それなのに思い立った時の気持ちは強いから後先気にせず実行しちゃう。
何年経ったでしょうか?
どんどんどんどん大きくなって、庭の中で成長ペースぶっちぎり一等賞。
剪定も中々しんどいし、何より秋になって枯れると大きな茶色い葉っぱがモサモサといつまでも残ってる。
落葉樹と聞いてたけど、落葉しない。。。
ちょっと持て余す気持ちになりかけて家から柏の木を見上げる日々。
いったいどういうことか、調べてみました。
すると、、、
柏は縁起の良い木と昔から言われているようです。
枯れた葉も次の新芽が出てくるまで落ちません。病気もめったにしません。
そんな屈強な様子から「子が巣立つ姿を親が見れる」「子孫繁栄」などの意味を持つようです。
なんとー!
知らずに植えた柏の木、こんな素敵な意味があったんですね。
それを知ってから、冬に枯れた茶色い大きな葉っぱがモサモサモサモサ揺れてても、切ろうと思わなくなりました。
この茶色の葉は夫と私なんだな〜なんて思うようになったもので。
って、また剪定しないズボラ理由をええ様に言うてって声が聞こえそうですが(笑)
『全部自作柏餅』、私のやる気とタイミングにかかってますが、いつかやってみたい事の一つというのは、変わっていません。
子どもがいくつになったって、子どもの健康を願う気持ちはこれからもずっと変わらないのだから、やる気になった時に気持ちを込めて作りたいと思います。
(西垣)