ワーママ会社員、生命保険見直しの話
11月に誕生日を迎えます。
そして近い将来、会社員を卒業するつもりでいます。
自分で自分に「会社員卒業!」と言い聞かせていますと、
潜在意識がはたらくのでしょうか。
お金のことが気になりはじめました。
<気になったこと>
・税金っていくら払っているのだろう?
・厚生年金と国民年金の金額の差がよくわからない
・生命保険、ずっと同じままだけどいいのかな
・住民税はいくらなの
これまで確定申告は会社が代わりに行ってくれましたので、
自分の頭で考えなかったんですね。
でもこれからは、自分で自分のことしなくちゃならないから
まずは、身近な「生命保険」をどうするか考えてみました。
◆参考にしたのがこちらのブログ
◆参考にしたのがこちらのYouTube
リベラルアーツ大学のHPとYouTubeはお金を払ってもいいくらい、
勉強になる情報がたくさんあります。
両@リベ大学長さんには感謝しきれないです。
みなさんも、ぜひご覧になってみてください。
考えはじめると「そもそも保険ってなに?」に行きつきませんか?
専門家ではありませんが、基礎的な知識をざっくり調べてみました。
1)世界の生命保険の歴史
保険の歴史は古く、古代オリエント時代にまで遡ります。
その後、紀元前300年頃に登場したのが「冒険貸借」です。地中海の貿易で活躍する商人たちにより展開しました。これは、船や積み荷の持ち主がそれを担保に金融業者からお金を借り入れし、もし船や積み荷にトラブルがなく交易を終えることができたなら、利息を付けて返済するという制度です。一方で、船や積み荷が無事でなければ、返済は免除されるという条件が付いていました。現在の保険により近いものであり、「海上保険」の原型であったとされています。地中海ではその後も貿易の発展に伴って制度として成長し、中世ヨーロッパにおける近代的保険制度は、日本にも伝わることとなりました。(Afkac 保険の仕組みと歴史より)
今から500年以上前、中世ヨーロッパでは、当時結成された、職業ごとの同業者組合「ギルド」で、組合の中の誰かが生活に困ったときや、冠婚葬祭などの「もしも」に備え、組合員同士でお金を積み立てる制度が生まれたようです。しかし、ギルドは身分の高い人しか加入できなかったため、この時はまだ、万人が使える制度ではありませんでした。
2)日本の生命保険の歴史
日本の生命保険事業の始まりは、慶応3(1867)年、慶応義塾大学の創始者である福沢諭吉の著書「西洋旅案内」でヨーロッパの近代的保険制度を紹介したことがきっかけのようです。「西洋旅行案内」とは欧米を旅行する人に向けた手引書だったそうです。
『災難請合とは商人の組合ありて平生無事の時に人より割合の金を取り万一其人へ災難あれば組合より大金を出して其損亡(そんもう)を救う仕法(しほう)なり其大趣意は一人の災難を大勢に分ち僅の金を棄て大難(たいなん)を遁(まぬが)るる訳にて・・・(以下略)』
その後、明治14年(1881)年になって福沢諭吉の門下生であった阿部泰蔵によって、 わが国最初の近代的生命保険会社である明治生命(現在の明治安田生命)が設立されました。
ですが、一般の人々が現在と同じような手順で加入するようになるのはずっと後のようで、少しずつ保険の大切さが徐々に理解され、普及していったようです。そして明治25年(1892年)頃には各地に生命保険会社が誕生しました。
世界でも日本でも保険は、身分が高い人しか利用できない仕組みだったみたいですね。今も昔も「もしもの不安」は変わらないんですね。
それにしても、ふだんお世話になっている生命保険は福沢諭吉のおかげだったとは、知りませんでした。
3)現在の保険の種類
さて今現在、保険の種類はどのようなものがあるのか、わかりやすく説明されていましたのでご紹介しますね。
こちらライフネット生命のHPで確認しますと、生命保険は4つに分類されます。
①死亡保険
「定期保険」保障の期間が決められている保険で、期間が過ぎて生存していた場合は、保険金は支払われず、かけた保険料は戻ってきません。いわゆる「掛捨て保険」と呼ばれるものです。
「終身保険」保険期間が一生涯となります。死亡したら保険金が必ず支払われるため、保険料の一部を積立てられます。
②生存保険
「学資保険」や「個人年金保険」など
③生死混合保険
代表的な生死混合保険は「養老保険」ですね。被保険者が保険期間内に死亡、または約款に定められた高度障害になったときに死亡保険金が支払われ、保険期間満了後に生存している場合に生存保険金(満期保険金)が支払われます。
④3つの分類以外の保険
「医療保険」や「がん保険」や「就業不能保険」
意外とシンプル。
私は新卒で入社したタイミングで、親にすすめてもらった生命保険に加入しました。当時は何もわかず、そのまま入りました。
一年に一度の見直しや出産、育児休暇のタイミングで保険会社の担当の方が自宅にいらっしゃって、支払いの手続きをしてくださいましたね。
ちなみに私が入っている生命保険は「①死亡保険(定期)」と「④3つの分類以外の保険」のミックスタイプです。ひと月の金額が1万円以上します。
ただ年齢が上がるにつれ、保険料も上がっていきます。あと2年すれば倍の2万円以上になるシュミレーションになっていて、「なんか高すぎるよね?」と疑問に思ったのです。いまさらの話ではありますが。。。
ちょうど会社員を卒業する気持ちもあり、すこしでも支出を減らす必要があります。となると毎月2万円は多すぎます。で、ようやく腰が上がったということですね。
4)ネット保険会社に変えた話
先ほどご紹介したリベラルアーツ大学のHPでも紹介されているように
「保険」をどう考えるかで、自分に必要な商品を選ぶことがたいせつになってきます。
そこに記載されているのは、国民健康保険も年金も十分払っていて、いざというときは国が保護してくれます。ですから「もしものとき」にそんなにお金をかけなくてもよいのでないか、と気づいたんですね。
要は「保険は負債である」ということです。
だったら、資産の形でお金を蓄えておく方法もあるのではないか。
それにライフステージの変化とともに
「もしものとき」どれだけお金が必要なのか?を
想像しておくことが必要ですね。
・独身のとき
・結婚したばかり
・マイホームを買った
・子どもが生まれた
・子どもが学校に入学
・子どもたちは独立した
もしお子さんが小さいうちは、夫や妻に万が一があった場合、死亡保険は多めにする必要があります。逆に、すでにお子さんが大きくなっているご家庭は、お子さん自身で生計が立てられますので、親の負担は少なくてすみます。
わが家のライフステージと掛け金のシュミレーションをして、今回はネット保険会社さんの「定期死亡保険(10年期間)」に入ることに決めました。
今回、いろいろ調べて考えさせらたのは
「今は健康だけれど、いつかは死ぬんだな」ということです。
でも、そのいつかは分からない。
だからその時のために、保険で補うのか、
あるいは現金を用意しておくのか。
どう考えるかで、生きるが変わるのだと思います。
お金の勉強はたいせつですね。
個人的な小さな一歩ですが、お役に立てますとうれしいです。
では、また!
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