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色々習っても、結局は書くしかない

ライターになる時、

全く経験がなかったので、

いろんな講座やセミナーを検討した。

中には何十万もする講座もあったが、

結局はユーチューブや本で

手軽に勉強できるものから手を出した。

講座もいくつか受けたが、

単発で1万未満のものだけだ。

文章の型や言い回しのコツ、

心構えに至るまで、

思いつく限りのことを学んだ。

しかし、

3か月を超えたあたりから

全くモチベーションがなくなってしまった。

始めた当初は、

「憧れのフリーライター。

カフェでパソコンを広げてカッコよく仕事できる。」

なんてのぼせ上がっていたが、

単価の低さとは不釣り合いすぎる労力に

すぐに嫌気がさしたのだ。

張り切って買った分厚い参考書も、

結局読破することはなかった。

パソコンを開くのも嫌で、

効率もだだ落ちし、

ダメになった仕事もあった。

「しょせん、私には向いていない」

とあきらめかけていたが、

noteだけは申し訳程度に続けることにした。

これまた習慣づけるのがおっくうで、

嫌々書いた。

ところが、最近になって、

細々と続けていた仕事が楽しく感じられるようになってきた。

これも、

嫌々ながら毎日頭をひねってnoteを書き続けた賜物だと思っている。

一生懸命勉強して得た知識ももちろん大事だが、

結局はこうして

地味な作業をコツコツとつみ重ねるかないのだ。

いまさら気づいたが、

ライターは書くのが仕事だ。



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