『ブルーピリオド』を読んだ感想③。（第７巻）

第７巻の感想。
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第７巻

世田介くんに、ずっと聞きたかったんだけど。
予備校の「受験絵画」を嫌って、予備校に来なくなったけど、受験で入った藝大は、「受験絵画」の延長にないと言えるのか？教授は否定してたけど。私は、全部捨てる必要はないと思う。
入学式見て、何の漫画か分からなくなってきた。ギャグ？主人公・八虎がパイプオルガンも知らないって、ちょっとムカついた。
たまに？表現が独特で、美術？マンガというより、文芸作品を読んでいるような気がする。美術畑の人って、こんなややこしい言い方するの？
藝大にも、アニメ専攻あるんだね…。
メーリス？
私の頭と能力じゃ、藝大には入れないけど、卒業に必要な単位も少ないし、長期休暇も長いし、いいなあ。普通の大学は、こんなに自由じゃないもん。
もう長いこと絵描いてないので、パースすら忘れてた。
目がいい＝絵が上手い？目がいいだけの人もいると思うし、最近？はすっかり嫌がられてるけど、評論家って仕事もあるけど？
試験の課題出した（大葉先生予想）槻木先生が出て来た！（22筆目 ２次試験開始）
八虎の絵って、格好良いかな？
一番最初の生徒、藍沢彩乃の作品と一緒の自己紹介、２メートルの四角錐をストローで作って、その穴から奥に描かれた象が見える作品、全部見て見たかったな。（絵で表現したことを言葉にしているので、どうしても分かりにくいところが出てくるし。）
教授は、「受験絵画は作品ではない」って言ってたけど、その受験絵画を通らないと、（この場合は）藝大には入れないんだよね…。（27筆目 （2）洗礼）
世田介くんの自己紹介見たかったな。
八虎、今更泣いてんの？遅えよ。他の人は、もっと早く洗礼受けんだよ。
八虎の発想って、ありきたり…。
最初は沢山描けても、だんだん煮詰まってくるし。
人の目ばかり気にしてる…。八虎は、良い子すぎるんだよな。でも、何で、「みんなは平気」って言えるの？
支持体？
槻木教授の言葉の真意は、私にも分からないけど、それに振り回されているようではダメだと思う。表現には限りがあるけど、自分の絵を描けばいいだけじゃないの？
また、すぐレスキュー来るんだろうけど。
話がややこしいので、マンガはなくて当たり前だったと思うけど、文章に「。」もつけて欲しい。
これ、マンガだから、いろいろ説明しないといけないのは分かるんだけど、インスタレーションも知らないの？あと、教授に言われたこと覚えてる？（27筆目 （2）洗礼）八虎は、これから先、どういう作品を作っていきたいの？私は別に最初は、手探りでも何でも構わないと思うけど。高校の時より、ひどくなったね。浅はか。人の真似してばかり。課題が同じ「自画像」とはいえ、一次試験でやったことの延長線上でしか考えてないし。何か、コクトーっぽい。猫屋敷教授には「展示の仕方これからちょっと考えた方がいいよ」ってアドバイス貰えたし、私には八虎自身も発見があったように思えたんだけど。使ったことない素材使って楽しかったらしいし。
今までやって来たことは無駄にならないし、教授とも相性がある。今のところ、八虎は、槻木教授しか見えてないみたいだけど。
本当に、八虎は、友達に恵まれてて羨ましい。
普通は、こんなに助けて貰えないよ…。（桑名がいい子すぎる。試験直前に八虎がダウンしたの見てメンタル影響受けただろうに…。一瞬でも人のせいにしない18歳って、出来すぎだろう…。）
八虎って、やっぱり良く分からない。適当だったとしても、友達とつるんでて、それなりに色んなこと知ってるんだと思ってた。
私は別に好きなものがなくても、食わず嫌いでもいいと思うけど？絵なら、絵が趣味って人もいそうだし。
藝大は知らんけど、大学の教授には自分の専門しか知らない人もいるし。絵のことしか知らなくても、やって行けてる人もいるかも知れないし。
立ち止まって、いろんなことして、いろんなもんに心を動かすって、ちょー遠回りなのかな？私はずっとそうして来たけど？変わるのが怖くても、変わらざるを得ないことの方が多いと思うし。人の好きから自分の好きを見つけることも出来れば、その逆も。時代にあったやり方というのはあるかも知れないけど、本当にソレも人それぞれだから。

あと、以前から思ってたんだけど、この作品は、後出しが多い。確かに、後から思い出すこともよくあるけど、多用のし過ぎは…。具体的に、「立体系の変化球な課題」が何を指すのか分からないけど。

１巻で、「自分に素直なやつなんか、この文明社会で生きていけないって、わかってねーのかな？」って馬鹿にして、美術やってる人達を「才能の世界で遊んでるだけの変人の集まり」と決めつけて、そんなチャランポランにとやかく言われたくない、俺の問題だと言いつつ、サッカーの試合見て、仲間と盛り上がって、「なら一体、この感動は誰のものだ？」って言ってた頃と、八虎、別人みたいだわ。人が頑張っているとこ見て、ちょっとは勇気もらえるようになった？

『ブルーピリオド』　山口つばさ（アフターヌーンKC）

『ブルーピリオド（１）』（山口　つばさ）　製品詳細　講談社コミックプラス