![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45671026/rectangle_large_type_2_d8dcb9a6b01d9456dd9e64a359c33ca7.png?width=1200)
演劇教育のイロイロ◇コネクトスクール「トイロ」ってどんな所?②
講師のイロイロ
トイロでは演劇の授業があります。火曜日の14:00~です。
劇団「ぽこあぽこ」
https://ameblo.jp/saigon-dragonfly/
劇団「すずしろ」
http://suzushirodaikon.seesaa.net/
などで演劇指導をしている倉田操(くらたみさお)さんhttps://twitter.com/misaokuratakun?s=20/を講師にお迎えします。20年前に、私が初めて監督した自主映画に主役として出演してくれた方です。Twitterで偶然再会してまた一緒に活動することになりました。これだから人との縁はおもしろいです。
演劇×教育=コミュニケーションの学び
演劇はコミュニケーションの学びになります。なぜなら、演技をするためには、台本を読み、演じる人物について考察し、自分の中で煮詰めた感情を演技として表現するからです。作られたモノとはいえ、登場人物を演じて、登場人物達と物語の中で生きていく。この疑似体験が子どもたちの現実のコミュニケーションに活かされていきます。
演劇は作られたモノ
教師をしていると、友達と居るときに自分の感情を出せない子どもたちに出会います。感情を出せない理由に、「恥ずかしい」「嫌われたらいやだ」「否定されたらいやだ」などがありました。
しかし、現実の世界では出せなかった感情を、演劇になると思いっきり出せる子どもたちは意外と多いのです。文化祭劇をしていてそのような子どもたちと出会い、驚かされたことが何度もあったほどです。きっと、作られたモノという前提があるから思いきれたのだと思います。これが演劇教育の持つ可能性だと思います。
舞台に立つ機会
そして、年に1度は劇場で公演をします。「公演を成功させる」という目標にみんなが向かうので、時には意見がぶつかったりもするでしょう。そんな大きな壁を乗り越えるための話し合いや、得られる信頼や尊重も学んで欲しいと思います。まさにこれこそコミュニケーションの学びです。どのような演劇になるのでしょうか。今から楽しみでしょうがありません!
今回はここまで。ありがとうございました!
次回「スタッフのイロイロ」です。お楽しみに!