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積もり積もって自信がなくなります。
ご覧いただきありがとうございます!
大阪の吹田市でフリースクールや放課後学習スペースを運営しています、NPO法人トイロです!
私は中学校の教師をしていたのですが、常に思っていたことがあります。
20人規模で授業ができないものかと。
ジグソーがやりやすい。
カリキュラムマネジメントもやりやすい。
到達度も把握しやすい。
これらが実現できたら、もっと深い学習ができのになあと思っていました。
それが叶えられない現状の中、せめて、学び直しの時間が取れたらなあとも思っていました。
そして今、学び直しを軸に放課後学習スペースの運営をしています!
今日はそんな「学び直し」について書いていこうと思います。
最後までご覧ください!
「わからない」が言えない。
今、フリースクールや放課後学習スペースで、「わからない」が言えない生徒が多いです。
これにはいくつかのパターンがあります。
①「わからない」を恥と捉える。
②「わからない」をうまく説明できない。
③「わからない」状態であることをわかっていない。
④「わかっている」ふりをその場しのぎでしている。
大方この4つに分けられます。
②と③。
この2つが特に多いです。
このような生徒達が、「わからない」を言えず、そのままにしてきたので、今学んでいることがすっかりわからない状態になっています。
特に数英は、取り返しがつかないことになっている。なんてこともあります。
わかっていないことはどこにあるのか。
英語のbe動詞、疑問文、否定文の問題が全くできない生徒がいました。
主語に合わせたbe動詞の穴埋め問題や、疑問文に書き換える問題、肯定文を否定文に変える問題など、中1の初期の部分につまずいている生徒が居ました。
しかし、日本語を英語に訳して文を完成させる問題は疑問文であろうが、否定文であろうがすんなりと解けるのです。
これはどうしてでしょうか?
「言葉の意味がわからなかった」からでした。
「be動詞」「疑問文」「否定文」それぞれの意味を理解できていませんでした。
「え?」と思うかもしれませんが、英語力に問題があったわけではないのです。
これを見抜いていかなければなりません。
そして、問題をクリアにすると、すっかり問題が解けるようになりました。
問題が解けない背景には何があるのか。これを見抜いて初めて学び直しがスタートします。
過去にさかのぼって学習する機会ってあまりないんです。
学校でも補習をやったりしますが、がっつりとできるわけではありません。
習熟度別授業と言えども、テスト範囲を犠牲にすることもできません。
学び直しをする時間てなかなか取れないのです。
そして、「わからない」を放置した結果、さらに勉強がわからなくなり、学習意欲が下がっていく子ども達が現れてきます。
そこで、放課後学習スペースTOIROでは、学び直しを1つの軸に入れました。
成績アップというより、基礎学力アップがメイン。
中1が小4の漢字をやっていたり、小6が小3の算数をやっていたりと、過去に遡って学習をしながら、今やっている学習の理解を深めていきます。
そうすることで、過去の「わからない」の連鎖を断ち切っていきます。
「おお、そういう事だったのか!」
これが学び直しの目標です。
このように、トイロはフリースクールだけではなくて、放課後学習スペースTOIROも運営しています。
実は、学び直しではなくて、ボードゲーム教育も取り入れた学習スペースになっています!
最近では、「アート思考」に注目しているので、これを小中学校の内から伸ばしていけないかと考えています。
AI時代に突入しています。「コミュニケーション能力」「アート思考」「トリプルシンキング」をこれからの時代を生き抜くために伸ばしていきませんか?
10月の半ばくらいから本格的に募集を開始していきますので、ぜひTOIROに「ボードゲーム教育」と「学び直し」の良さを体験しに来てください!
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最後までご覧いただきありがとうございます!