こんな社会だったらいいな　女子に期待

コネクトシスターズ、2021年1月のSNSトピックは＃こんな社会だったらいいな　今回は私の思う＃こんな社会だったらいいなを書かせていただきます。

ひとつは、反応。

日本で男女平等についてや、女性の地位、女性の社会での不利な扱いについて発言をするのは躊躇します。相手の反応をうかがいながら、冗談程度に女性の地位向上について訴えている自分に気が付くことがよくあります。最近では、面と向かって男女平等に反対してくる人は少なくなってきているかもしれませんが、それでも、無言の中に感じる反応、煩わしいと思われている、煙たがられている反応は確実に存在していると思います。数年前のMe Too運動などから、女性のエンパワメントに対する姿勢が大きく変わってきているアメリカでは、テレビを見ていても、コマーシャルを見ていても、人と話していても、女性は女性である前に人間である。対等である事を支持する人の多さを肌で感じます。テレビ番組や映画では、女性軽視している内容は、もはやタブー。著名人も女性軽視した発言をしないように注意を払っているのが良く分かります。「女だから」と若い女性が自分の将来への期待値を下げてしまうことがない、男の子も女の子も同じように期待されて育つ、そんなメディア、大人、政治、教育に溢れた社会になってほしいと切に思います。

アメリカでガールズリーダーシッププログラムが少しづつ始まったのが10-11年前の事。その頃は、あまり生徒も集まらず、プログラムの大切さを理解してくれる人が少なかったとよく聞きます。今の日本では、ガールズリーダーシップの説明をするとまだ、男の子を受け入れない逆差別のプログラムではないか？と正直、私にとっては理解の難しい反応をされることがあります。コネクトシスターズにとって2021年は2年目の挑戦の年。コロナの影響で今年の夏のプログラムもオンラインを予定していますが2022年にはオンラインだけでなくFace to faceのプログラムを予定しています。少しづつではありますが、女の子にも大きな期待をする社会。女の子だから大学行かなくてもいいなんて言わない、女の子にも大志を抱け！とみんなが言う、そんな社会になるように。より良い社会にしていくために、今、改善が必要なこと、女性が女性であるが為にジェンダーステレオタイプやジェンダーロールによって理不尽なことがないか、もっとオープンに話せる社会。

私達にできる事を少しづつ続けていければと思います。