八十八ヵ所巡りはいくつある(広島県)
まずは私の地元でもある広島県内で、八十八ヵ所巡りが出来る場所を調べてみました。
調べてみると結構の数があります。
まずは、広島県全域を四国の八十八ヵ所巡礼を模して作った広島新四国八十八ヶ所霊場。
これは広島でありながら、がっつりと四国という言葉を入れてアピールしてあり、その巡礼について詳しいホームページもありました。
バスツアーとかもあるようで、一日では回れない長距離の八十八ヶ所巡りで、確かにこれは四国の巡礼に準ずるものという感じがします。
ただ、徒歩での遍路とはなっていないようです。
これは徐々に御朱印を頂きながらまわることにしましょう。
次に、四国の八十八ヶ所の巡礼地の砂を敷き詰めて、それを踏むことにより、お砂踏み霊場という四国の八十八ヶ所霊場を巡ったと同じ効果があると言っている場所が二ヵ所あります。
一つは広島県三次市三次町にある吉祥院です
そして、もう一つは安芸の宮島として全国的にも有名な宮島の大聖院
これは宮島観光に行ったら、他の場所も含めていろいろありすぎて時間が足りなくなりそうです。
そして、私がざっと調べただけでも、県内には八ヶ所もの八十八ヶ所巡りをする場所があることがわかりました。
まずは野呂山の弘法寺の伊音城八十八ヶ所という野呂山の登山道沿いに点在しているものがあります
安芸の小京都と呼ばれる竹原にも八十八ヶ所巡りはあります。
ここは、大雨災害で順路が土砂崩れで通れなくなっていたのが、最近復旧したようです。
大崎上島にも八十八ヶ所霊場巡りというのがあるようです。
島では因島にも八十八ヶ所霊場があり、ここは霊場という前に一人の僧が上陸するときに八十八人に増えてしまったという謎の伝説があり、その後、八十八ヶ所霊場が出来たようです。
福山市山野町では山野四国八十八ヵ所札所を後世に残すべく令和4年に昔からあったものを再発見して、復活させたようです。
比婆牛で有名な比和町には祥光山 慶雲寺があり、ここでは坐像を安置した約二十分ほどで巡れる八十八ヵ所があるようです。
野呂山にもあるのに同じ安浦町には三津口八十八ヵ所というのもあるようです。こんなに近くに二つもあるって、どちらが先なんだろうとか考えてしまいます。
更に八十八ヵ所の石仏を巡るコースが八本松と倉橋島にあります
八本松88石仏
広島県内一つとってもこれだけあるという事は、全国になるとどれほどある事か、一生かけてもまわりきることは出来ない気がします。
間違いなく、全国の八十八ヵ所巡りを続けるよりも、四国で本場をまわった方が早いし、御利益あるよねと盛大につっこまれるでしょうが、そこはひねくれ者の真骨頂ということで、ボチボチ四国でない八十八ヵ所巡りをやっていこうと思います。
まずは、地元広島、どこから行こうかなぁ